さん

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0件
Myバイク登録台数
5台
ウェビ友
59人

春の伊豆半島ツーリング(3泊4日)

ツーリング期間
2013年03月29日 ~ 2013年04月01日
車種名
HONDA CB400スーパーフォア
Myバイク
CB400SF-V2
走行距離
386km

春3月、テレビのニュースによると酒蔵では新酒が出来たといっています。
また、ふきのとうも膨み始めたようです。

気候温暖な伊豆では春が訪れているかも、
今月末は連休、そこで今年最初のツーリングに行くことにしました。

今回は春の伊豆を巡る3泊4日の気ままなバイク一人旅です(2013.3.29~4.1)

一日目 小田原城の桜を見物、

携帯のアラームで目が覚めました。
外を見ると雲があるものの日が差している、雨の心配はなさそうだ。

では支度しよう。皮のツナギ・手袋・ヘルメットなどバイクは大変、
荷物を積み込み準備完了、泊まるところは行った先で決めます。

さあ相棒よ、一緒に伊豆へ行こう。
エンジン始動「ウオォン」相棒もお目覚めだ。

まず首都高・東名と走り途中 海老名SAで休憩、すると観光バスから降りたおじさんが近寄ってきた。
「何ccですか?」と、どうやらバイクに興味がありそうで しばし話し込んでしまった。
見知らぬ人と話し合えるのもバイク旅ならでは、一人でも寂しくありません。

高速道路は渋滞もなく快適、周りの景色を見ながら のんびり走ります。
そして小田原厚木道路を走り小田原の町にやって来ました。
市街地には見事な桜の並木、では小田原城の桜もを見て行こう。

そして城の近くにやって来ると
「お客さん、バイクの駐車場はこの先にありますよ」と、係員が教えてくれた。
そこには観光バスも多く、たくさんの人出にびっくりです。

そこから城へ向かう観光客の列が出来ている、ではその後ろからついて行こう。

堀には桜並木が続いており、満開の桜が出迎えてくれた。
天候に恵まれ日差しを浴びた白い花びらがきれい、また堀に桜並木が写り情緒満点です。

そして馬出門をくぐり城内へ、
小田原城は「難攻不落の城」といわれる無敵の城、石垣は11m と見上げる高さです。

すると天守閣が見えてきました。
これはきれいだ!まわりの桜も今が盛りと咲き誇っている。
城に桜がよく似合う、まさに日本の春といった感じです。

そして駐車場にへ戻ると、係りの人が近づいて来た。
「千葉から来たんですか、桜のトンネル見ましたか?」と、
続けて「桜百選の一つできれいですよ、是非見て行って下さい」と言う。

場所を詳しく教えてくれたので、早速行ってみました。
そこは見事な桜並木のトンネル、道路の両側に遥か向こうまで続いている。

では写真を一枚、すると後ろから声がする。
「いい写真撮れましたか?」 振り返ると男の人です。

「きれいな桜でしょ、ゆっくり見て行って下さい」といい、桜並木のことなど話をしてくれた。
近くに住むという70代のおじいちゃん、人々の桜への思いが感じられました。

時計を見るともう昼過ぎ、さて今日はどこへ泊まろうか?近くの熱海か伊東にしよう。
早速 携帯で宿検索すると、伊東のホテルが予約出来ました。

では、伊東を目指して出発、
左手に海を見ながら走ります。海は澄んだ青色、海風もすがすがしく何んとも気持ちがいい。

そして、やって来ました伊東温泉、
ホテルの前には男性SFがお待ちかね、「どうぞこちらへ」と地下スペースへ案内してくれた。

ここは奇麗な川の流れが見られ静かなところです。
部屋は広い和室、古いがよく清掃されていてきれい 一人ではもったいない感じです。

では浴衣に着替え一休み、そして風呂へ行きました。
大浴場は広々、熱くなく手足を伸ばしゆっくり出来ます。
窓の外側は露天風呂、眼下に川と柳の並木が望めとても風流です。

では夕食を兼ね温泉街を散策、駅前はアーケード街になっていて近代的です。
そこの食堂で一杯、伊東の夜は更け ネオンが眩しい。

二日目 伊豆高原の桜のトンネルとみなみの桜へ

まず、伊豆高原に桜の名所があるので行ってみます。
伊東を出発し伊豆半島を10kmほど南下し、看板に従い進むとほどなく伊豆高原に到着、
車が続々入って来て大変な賑わいです。

山の斜面に見事な「桜のトンネル」が出来ています。
しかもどこまでも続いている、そのスケール感にびっくりするほどです。
ただ花のピークはやや過ぎた感じだが、時折 春風に白い花びらが舞い花吹雪、
まさに春爛漫といった感じでした。

では次に「みなみの桜」を見に行きます。
その前に今日の宿を決めよう、南伊豆の下田辺りにしようかな?
ネットで検索すると 下田のホテルに空きがあったので予約しました。

では出発、相模湾沿いを走ります。
目の前は大海原、穏やかできれいな海です。

そして南伊豆町に入ると見えてきました「みなみの桜」です。
例年2月上旬から3月上旬には、「桜と菜の花まつり」が開催されますが既に終わっていました。

ではバイクを停めて散策してみます。
湾曲した川に沿って桜並木が限り続いている。
枝は川に垂れ下がり絵になる光景、これは見ごたえがあります。

その先には、日野・菜の花畑が広がっていました。
日野は地名「ひんの」と読みます。

白い桜の花びらに黄色い菜の花が映え、見事な色合いです。
女の子を連れた親子や年配のご夫婦も散策、それぞれ 春の景色を楽しんでいるようでした。
また地元の人によると、一般公募したカップルが「菜の花結婚式」を挙げるというイベントがあるとか、

そしてナビに誘導され下田のホテルへ到着、
ロビーに行くと「バイクですか、いい陽気で良かったですね」とオーナーが迎えてくれた。
「皇室が下田に来た時、お供の方が泊まったんですよ」と歓迎の挨拶、オーナーの温厚な人柄に心が和みます。

夕飯は下田の街に出て一杯、
帰りは夜桜見物、スポットライトに照らされ夜空に白い花びらが良く映えます。

三日目 西伊豆 松崎の桜を見物、

すがすがしい朝を迎えました。外は雲が多いが まずまずの天気です。
今日はどこへ行ってみようか?雑誌を見ると下田市に「仏教美術館」がある。
仏像好きなので、行ってみることにしました。

午前9時 下田のホテルをチェックアウト、凛とした肌寒い朝の空気の中 出発です。
まずは下田の市街地を抜け天城街道を北へ向かいます。
10分ほど走り看板に従い旧道に入ると曲がりくねった細い道、迷いつつも、何んとか到着しました。

館内には所狭しと仏像が展示されている。
平安時代から平成にかけて造られたものらしい、約130体ほどがずらり並ぶ様は圧巻でした。

それでは西伊豆経由で帰ることにします。
まずは松崎街道を西へと走ります。そこは伊豆半島を横断する山あいの快適ルートです。

山と所々に民家が点在する静かな山村風景の中、しばらくクルージング、
すると、道の駅・花の三聖苑伊豆松崎が見えて来たので 一休みします。

道路の向かい側には、きれいな桜並木が続いています。
ゴザを敷き、家族で花見を楽しむ人でいっぱいだ!
満開は既に少し過ぎた感じ、時折春風が吹くと白い花びらが舞う。おぉっ花吹雪、春真っ盛りです。

道路の反対側は広大なお花畑、
オレンジ色の花がちらほら咲いている、これはキンセンカらしい。
例年 花で埋まるらしいが今年は外れ、ちょっと残念、

そして少し走ると海に出ました。そこは西伊豆松崎です。
ここからは、海沿いを北へ進みます。

左手は駿河湾の大海原、どんより曇り空だが薄っすら富士山が浮かんでいる。
晴れていれば素晴らしい景色に違いない。

さて 修善寺は渋滞するので、土肥から中伊豆経由で行こう。
しばらく駿河湾沿いに走り、土肥の町から136号線で中伊豆へ向かいます。

そして湯ヶ島から県道で山間部の細い道を行くと、伊豆スカイラインの冷川(ひえかわ)ICに到着しました。
ここは伊豆の尾根を走る山岳ドライブウェイ、山々を見下ろし快適にクルージングします。

途中 亀石峠で一休み、持参したポットのコーヒーはまだ熱々です。
すると、タンデムツーリングのバイクがやって来た。
通りすがりに いきなりピースサイン、私も慌ててポットを持ったまま返します。
若い夫婦かな?二人共バイク旅を楽しんでいるようです。

すると、急に風が出て来た。 空を見上げると、何やらいやな予感。
黒い雲が流れている。 たちまち青空が曇り空になった。

いよいよ雨が降りそうだ!今日は近くで泊まろう。
西丹那パーキングにバイクを急停止、急いで宿探しです。
すると伊東駅前のホテルが予約出来た、さあっ相棒よ急ぐぞ!

ナビをセットしエンジンスタート「ウオォン」、タコメーターの針が跳ね上がり相棒も気合い十分だ。
ではホテルを目指し一目散に走ります。ところがシールドにポツリポツリ、とうとう降り出してしまった。

ホテルまでまだ距離がある、早く早くと気持ちが焦る。
すると眼下に伊東の街が見えて来た。しかし無情にも雨が大粒に、
でもホテルはもう目の前 ほっと一息、すると雨が止んだ。

係りの女性SFが部屋へ案内してくれた。
和室8畳でゆったりした部屋、お茶をいただき一休み。
では疲れたので風呂へ行こう、大きな湯舟に温泉がかけ流し、
新鮮で気持ちがいい、冷えた体がポッカポッカです。

では、散歩を兼ね伊東駅前へ行き、そこで食事にします。
ロビーを出て坂を下ると、そこはアーケード街、
温泉饅頭かな?湯気が立ち昇っている。アジの干物もおいしそうだ、色々な店があり楽しい、

少し歩くと生ビールの看板が見えた。
これは旨そう、早速のれんをくぐりビールを注文。つまみはマグロの刺身とかまぼこ、冷たいビールがおいしい。
ほろ酔い加減でホテルへ戻り、いつの間にか眠ってしまった。

四日目 箱根峠を越え自宅へ

朝食は食事処でアジの開きを焼いていただきます。
大きくて身がふっくら、油が乗っていておいしい。

ではバイクに荷物を積み込み出発の準備、
そこへ和服姿の女将さんが歩み寄って来た、お見送りだ。
「バイクで来られたんですね、お若いですね」と言う。そしてホテルや伊東の話をしてくれた。
髪を紫色に染めた、ハイカラなおばあちゃん女将、
いつまでも、元気でいてもらいたいものです。

伊東温泉を出発し、熱海へ向かいます。
右手は相模灘、朝日を浴びた海がまぶしい。
熱海からは海を離れとアップダウンの続く峠道を行きます。

そしてヘアピンカーブを次々クリアして行くと 十国峠に到着しました。
駐車場は観光バスやバイクなどでいっぱいだ、ここは人気の観光スポットです。
眼下に相模湾が望め 気分爽快、ケーブルカーで頂上へ登れば 旧国名で十の国が望めるらしい。

それでは出発、湯河原峠を越えると箱根峠です。
そこからは芦ノ湖が望める絶景スポット、観光客の皆さん写真を撮っていました。

そして、箱根新道の高速コーナーを一気に下ると箱根湯本温泉に到着、
ここは温泉情緒漂う人気の観光地、道路の両側におみやげ屋さんが並んでいる。

おなかが空いた、何か食べよう。端から見て廻ると そば屋さんがあった。
暖簾をくぐるとほぼ満席 ここは繁盛店らしい。そこでざるそばを注文、麺がしっとり タレもおいしかった。

時計を見ると午後1時半だ、3時を過ぎると首都高が混み始めるからその前に通り抜けよう。
早速 小田原厚木道路から東名へ乗り継ぎ、海老名SAで最後の休憩です。

そして自宅へ向かいます。相棒は「クォーン」とエンジン快調、元気いっぱいです。
首都高は多少渋滞したが、その他は順調に流れ無事帰宅しました(386km)

おわりに
伊豆は春真っ盛り、桜と温泉を満喫しました。
今回は地元の人たちとの触れ合いもあり思い出に残る花見ツーリングとなりました。

コメント(全7件)

NINJA BAKAさん
伊豆のこれまた桜が美しい場所ばかりを巡られた想い出日記ですね。毎回、心に残るいい旅をなされているから、何年経っても色褪せないんだろうなぁ。桜の咲く伊豆。未だ走ったことのない、いずれ走ってみたい場所。
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hiroさん
こんばんは
素敵な写真と共に、春の伊豆ツーリングの想い出をうかがって、こちらまでポカポカしてきそうです。
杉さんのお人柄なのか、出会う人達の心の温かさまでも、文面から伝わってきます。
何度も行かれている伊豆半島ツーリングでも、きっとすべて大切な想い出になっていると想像いたします。
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杉さん
NINJA BAKAさん こんばんは
伊豆は気候温暖な観光地、夏でも冬でも快適なツーリングが楽しめます。
東海岸は穏やかな海岸線が広がっています。 西海岸は入り組んだ断崖絶壁の岬から美しい景色が見られます。
共にいい温泉と海産物の宝庫、また四季折々の風情も楽しめます。九州に負けないくらい素晴らしいところです。
NINJAさんも機会がありましたら是非お越し下さい。
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杉さん
hiroさん こんばんは
バイクツーリングって素晴らしいですね。
昔はカミナリ族だとか、暴走族だとか言われ嫌われていた時代がありましたよね。
だが、近年は社会的地位のある方達がバイクに乗っておられ、紳士的な振るまいからかバイクが認知されたのではないかと考えます。
行った先々で、地元の人達から暖かい言葉を掛けられ嬉しい限りです。いつの日か恩返ししたくなります。
バイクの魅力は計り知れません。
hiroさんもツーリングを楽しんで下さい。
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hiroさん
はい!これからもたくさん楽しみたいと思います。
週末の休日は、一日は自分のために、そしてもう1日は家族のためにと、一応けじめはつけています。
そして、今週末はGPZのタイヤ交換を行うため、NEWタイヤでのツーリングは来週末になってしまいそうです。
水郷・佐原方面から太平洋沿岸を南下してこようかと計画しています。
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キム(first penguin) ヨガの眠り中さん
杉さん、どうも!
お城と桜て、やっぱりいいですね!
私も杉さんを見習って、もう少し内容のある日記にしないと。(汗)
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杉さん
キムさんどうも
この時期は、何をするにも一番いい季節ですね。
春の風を切って海へ山へとバイクを走らせたくなります。
今は何んと言っても花見ツーリングが最高です。埼玉・神奈川・静岡と見所がたくさんあり、何処へ行こうか?思案中です。ではまた
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