さん

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716件
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0件
Myバイク登録台数
5台
ウェビ友
59人

千曲川ライン&浅間山へ/信州バイク一人旅 No.2

ツーリング期間
2015年10月08日 ~ 2015年10月14日
車種名
HONDA CB400スーパーフォア
Myバイク
CB400SF-V2
走行距離
836km

信州ツーリング これまで白樺の八千穂高原から美ヶ原高原へと巡って来ました。

これからは浅間山から小海線に沿って走り甲府を目指します。

4日目 大門街道で佐久平へ(2015.10.11)

部屋の窓から見える諏訪湖は雨に霞んでいます。
予報では午後から雨だといっていたのに朝から雨、チェックアウトの10時迄には 止んで欲しい。

まぁ こうなったら行き当たりばったりだ、まずは 朝風呂でまったり過ごします。

民宿なので湯舟は小ぶりだが 黒いすすのようなものが浮遊している。
これは湯の花かも、硫黄泉では何度か見かけたが アルカリ泉では初めてでした。
朝から呑気に温泉とは 贅沢の極みです。

そして部屋の窓から下を見ると、バイクが一台 また一台と雨の中 出発して行きます。
時刻は午前10時、ではチェックアウト、

1階に降りると廊下で大女将に出会った。
「バイクで来られたんですか? 滑りやすいから気を付けて行って下さいね」と、
優しいお言葉をいただいき、雨で沈んだ気分が一気に晴れた感じでした。

では雨天走行の準備完了、イザ出発!
これから向かうは長野県佐久平、そこへは峠越えなので まずはガソリンを満タンに、

そこでSSのスタッフに安全なルートを聞いてみると、「大門街道」だというので そのルートに決定、

前方の山を見ると黒い雲が流れている、山は大雨になるかも?意を決して進みます。
峠に近づくと、案の定 雨が強くなり豪雨に、
シールドがにじむ、強風にバイクが倒されそう、道路は洪水でハンドルが取られる!
走る車も無く山の中に一人取り残され、もう生きた心地がしません。
滑らないよう必死に峠道を突き進みます。

やっと峠を越えると天気が一変、嘘のように雨は上がり青空さえ見える。
やったぁ 無事で良かった! なんとも山の天気は恐ろしい、

路面はドライ しかも中高速コーナーが続きます。
アクセルを開けると、相棒がカン高いエンジン音とともに加速、胸のすく感じです。

すると視界が急に開けた、ここは佐久平です。
辺り一面 稲穂の黄金色、まさに里の秋といった風景でした。

ここは山々に囲まれた盆地、米の産地らしい。
遠くには家族総出で稲刈りをしている、のどかな光景です。

そして、そこからしばらく走ると 今日のホテルが見えてきました。
ロビーの前は駐車場、しかし広い 何んと450台分あるというからビックリだ、

さて何処へ停めようか?
すると支配人がやって来て、「バイクは濡れないほうがいいでしょう・・・」 と地下駐車場へ案内してくれた。
優しい心遣いに感謝、風雨や盗難の心配がなく安心です。

1階はフロントと日帰り温泉施設、2階から10階が客室になっている。
シングルルームは十分な広さ、ベッドも巾広でゆっくり過ごせます。

そして日帰り温泉施設は無料で利用できます。
岩風呂や露天風呂など種類も色々あるが 一番はヒノキ風呂、ほのかに木の香り漂います。

そして日が暮れ、窓の外には夜景が広がっています。
館内には食事処もありメニュー豊富、一杯呑むも良し 食べるも良し 素泊まりでも心配いりません。
食事や温泉がリーズナブルな料金で楽しめる とってもお得な宿でした(77km)

5日目 ぶらり浅間山へ(2015.10.12)

今日もこのホテルに連泊するので、一日のんびり過ごすことにしよう。
朝から青空が広がるいい天気、窓からの眺望も抜群 信州の山々が望めます。

正面の浅間山は 朝日を浴び赤く染まっている。
せっかくなので、ぶらり浅間山の近くへ行ってみることにしました。

午前11時 ホテルを出発、空気は冷んやり 信州の秋を感じさせます。
まず141号線「佐久甲州街道」を北へ走ると、佐久市から小諸市へ入りました。

するとコンビニを発見、そうだ お弁当を買って浅間山が見える所で昼食にしよう。
女性店員さんに聞いてみた、「浅間山が見える景色のいいところはどの辺ですか?」と、
店員さん、「噴火警戒レベル2だから火口付近は噴石で危険ですよ、バイクなら浅間サンラインからきれいに見えますよ・・・」という。

では早速 行ってみます。
県道を行き 上信越道のガードをくぐり右折すると 浅間サンラインは始まります。
進むにつれ迫ってくる浅間山、迫力満点です。

少し行くと、見晴らしのいい所に駐車スペースがある。
ではここでお昼にしよう、外で食べるお弁当は格別です。

正面に浅間山の勇姿が見えます。
山頂付近から火山ガスが噴き上がり恐ろしい感じ、早く収まって欲しいものです。

すると、車が1台止まった。
トヨタの赤いヴィッツ、ドライバーは若い女性 車から降りるとスマホで写真を一枚パチリ、
誰も浅間山の景観に魅了されます。

そして道の駅に立ち寄り ホテルへ戻りました。
ベッドに横たわると、いつの間にか眠ってしまった(44km)

6日目 長野県佐久平から山梨県甲府へ(2015.10.13)

さて今日は家に帰ろうか?でも けっこう距離がありそう、
そこで 中間の甲府辺りで泊まり 明日帰ることにします。
ネットで宿を検索すると、甲府昭和のホテルが予約出来ました。

そして 午前9時半 佐久平のホテルをチェックアウト、
ふと フロント脇の売店を見ると 人だかりが出来ている。
そこには立派な松茸が、全長20cm超え 傘の直径10cm超え お値段8800円です。
これは凄い横綱級だ、2~3本買って帰りたいが資金不足でした。

では出発、交通量の少ない県道2号線「千曲川ライン」を南下します。
シールドを開けると、頬をよぎる朝の空気が冷んやり気持ちがいい。

しばらく走ると、右手に八ヶ岳連峰が見えてきました。
山肌は紅葉が始まったところ、青空に赤や黄色が引き立ちます。

麓には田んぼが広がり、たわわに実った稲穂がとてもきれい、
見ると おじいさんとおばあさんが刈り取りをしている、まるで昔話の世界です。

しばらくJR小海線と平行して走ります。
左手を流れるは千曲川、川風を浴びのんびりバイクを走らせました。

すると小海駅の標識が見えてきた、ちょうどいい ここで一休みしよう。
何んと駅の中に診療所と銀行がある、この駅は地域密着型です。

駅前は小さなロータリーになっている。
その中央には斜めにカットした切り株のオブジェが たくさんあります。

その表面にペンキで絵が描いてある、男の子と女の子です。
どの子も笑顔でこっちを見ている、これは可愛らしい!見るものを和ませてくれます。

また、駅のベンチには 座布団が敷いてある。
地域性なのかな、駅員さんの思いやりが感じられます。

では 座って通り過ぎる車を見つつ しばしの休憩です。
う~ん、いい座り心地だ。人々の温もりが溢れる小海の町でした。

では出発、走るは141号線「佐久甲州街道」、
左手を流れるは千曲川、思い出すは 「千曲川旅情の歌」 、
う~ん 旅愁を感じます、そんな信州を相棒と走り続けます。

すると「松原湖入口」の看板が目に入りました。
ちょうど休憩にいいタイミング、ちょっと寄り道します。

県道を行くと間もなく登り坂に、コーナーを幾つか進むと 見晴らしが良くなりました。
沿道にはススキの穂が、前方の山は色づき秋の景色が楽しめます。

その先は松原湖、ここには民宿が数軒と貸しボートがあり 手つかずの自然が残る静かな環境です。
休日をゆっくり過ごすには持って来いかも、

そして141号線「佐久甲州街道」に戻り、今日の宿がある山梨県の甲府を目指します。
道路脇は民家と田んぼ、そんな風景を眺めながら走ると そこは海ノ口温泉です。

それは10年前のこと、息子と八ヶ岳ツーリングで1泊した思い出の温泉地、
素朴な料理とスベスベの温泉、気兼ねなく泊まれる旅館でした。

更に走ると 3000m級の山が連なる八ヶ岳連峰が見えてきました。
今日はやや霞がかかってはいるが、素晴らしい景色です。

そんな風景を眺めながら走ると、山梨県に入りました。

そして渋滞の甲州街道を行くと、ようやく昭和甲府の宿に到着です。
フロントはご主人かな?「いい温泉ですから何度でも入って下さい」 と気さくで話やすい方でした。

大浴場は、湯舟の中央から源泉が沸き出しています。
湯は甲州らしく赤ワイン色 これは珍しい、湯はつるつるする山梨の名湯です。

食事処では、家庭的な料理が味わえます。
「いっぱい食べて下さいね」 と、素朴で心優しいおばさんでした(125km)

7日目 今日は最終日 帰路へ(2015.10.14)

チェックアウトし 甲府の市街地を走っていると、前方に富士山が現れました。
昨夜 テレビニュースで初冠雪があったという。
今日は運よく快晴、秋晴れの青空に浮かぶ美しい富士山でした。

そして、しばらく走ると勝沼の町です。
道路脇には たくさんのブドウ園があり、大きな房のブドウがたわわに実り 瑞々しいです。
そして中央高速から首都高と走り 無事帰宅しました(164km)

今回は天候に翻弄されたが、秋の素晴らしい景色に出会えました。
ビーナスラインは全長70kmの走りごたえのある山岳ロード、絶景とワインディング 最高です。

また、人の温もりにも触れ 心に残るバイク旅となりました(総走行距離 836km)
おわり

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