『三度目の正直』なのか『二度あることは三度ある』なのか?とにかく3回目の試験です。
前回から中3日なので走行感覚も残っています。(とは言っても過去2回とも一本橋までしか走っていないので十数分しか走ってませんが…)
いつものように外周路を1周の慣熟走行を終えて試験開始。
左回りに外周路に出て、スタート地点から見て奥側の直線で指定速度30km/h で走行。左カーブ途中で障害物を避けるための車線変更。大げさな位に目視確認、ウインカーを出し、車線を変えます。その後、交差点を左折→左折して一本橋、スラローム、波状路の課題セクションに入ります。
まずは一本橋。手前で一旦停止して気持ちを落ち着かせてスタート。橋に乗り上げる時は少し勢いをつけて下さい。でないと失速してバランスを崩し、最悪、橋から落ちて試験中止になります。(私は2回、これでアウトでした)橋は意外と長く、小型二輪の規定である5秒以上なら小走り程度のスピードでもクリア出来ます。途中、バランスを崩しましたが、アクセルを開けて半クラで繋ぎながら持ちこたえ、無事に渡りきりました。
その後、スラロームを安全なスピードで慎重にクリアしセンターの直線路に出ます。踏切通過、クランク、坂道発信、S字とこなして、苦手な人が多い急制動。(過去の試験でコケる人もいました)これも難なく終えて試験は終了。無事完走できました。バイクをスタート地点に停めて降車し試験官の元へ向かい、結果発表を待ちます。ちなみに完走できたからと言って必ず合格するとは限らないようで、過去2回の試験中に完走しても不合格だった人もいました。
ドキドキしながら試験官の言葉を待っていると「ニーグリップを意識してリアブレーキを積極的に使う事で低速の安定感がもっと高くなりますよ」
『あぁ、今日もダメだったか…完走できたからヨシとするか…』と自分を慰めていると、「はい。合格!」と言われました。最初の言葉はどうやら次のステップに進むためのアドバイスだったみたいです。
とにもかくにも、これで小型二輪免許は手に入れることができました。
翌日から『長老(ベスパ125ET3)』乗り回すことになり、これで満足するはずだったのですが…
5へ続く…
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