東京(府中)の試験場では二輪車の試験は火曜日と木曜日の週2回しか開催されていません。1回目の試験で玉砕した私が次に受けられるのは2週間後の木曜日でした。
視力、体力、スピード感覚、平衡感覚…全てが衰えていると痛感した私は試験に落ちたその日から毎日自宅で筋トレ・ストレッチをし、試験走行の動画を観まくり、コース図を覚えながらイメージトレーニングを続けました。
幸い、アクセルやクラッチ、ブレーキの感覚は失っていなかったのでイメトレは非常に有効でした。
さぁ、いよいよ2回目の受験。
試験前にコース内を歩きながら、頭の中のイメージとすり合わせをしていきます。
前回よりも試験順が後だったので気分を落ち着かせながら貸し出しのプロテクターを装着していましたが、私より前の方々があれよあれよと言う間に試験中止になり、あっという間に自分の順番が回ってきました。
颯爽とCB125に跨がります。『オッ?筋トレとストレッチの効果が出てるやん!』気を良くした私は軽快に外周路を1周して試験開始の合図を待ちます。
『今日こそ受かるやろ!?』
根拠のない自信は数分後には見事に打ち砕かれていました。
またしても一本橋で落下…
意気消沈してスタート地点に戻った私に年配の試験官が凄く悔しそうに「一本橋までは車線変更も安全確認も完璧にできていて、リラックスしてたように見えたのに、どうして落ちちゃったの?」と言ってくれました。前も同じ所で落ちたと告げると、「肩の力を抜いて、目線をもっと遠くにしてみたら?多少フラついても絶対に下を見ちゃダメだよ」とアドレスしてくれました。
頭では理解していたのですが、端から見ればできていなかったんでしょうね。次こそはと自分自身を奮い起てて3回目の試験の申し込みに向かいました。運良く枠が空いており、次の試験は来週の火曜日です。
本当に小型二輪の取れるのでしょうか…
4へ続く…
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