べるさんのHONDA X4 近況日記 「創作話（オリジナルとオリジナリティー」

最近、大手出版会社の漫画で、盗作疑惑が持ち上がっている作品があるようです。
私は、ここ五年ばかり漫画を読んでいないので、どの漫画がどの漫画に似ているかは解りませんが、「パクリだ!」と読者に言われてしまう作品は、無条件で反省した方が良いと思います。

しかし、私は「オリジナリティーのある作品」は有ると思っていますが、「完全オリジナル」は無い。と、思っております。(持論ですが)

物語を作った人、作る人は、過去から現在まで、星の数ほどおられたでしょう。 その方たちが、その生涯でいくつも物語を作ったとして、歴史の中どれ程の数の物語が作られたのか、比喩ではなく本当に星の数ぐらいあるのではないでしょうか。

そんな中で、「完全オリジナル」なんてありうるだろうか。
個性的な作品を作れたとしても、星の数ほどある歴代の物語に近いものが、必ずあるのではないか。
と、いうのが一般的な理由です。

一般的と書きましたのは、私はこの考えも一理あると思うからです。
私はそれ以前に、「人間が想像して作った」という時点で、オリジナルではないと考えているのですが、、、。そう考える理由は、長くなりますし、書く意味も無いので書きませんが(汗。
ようするに、「オリジナル」はありえないくらい難しいのです。

でも、オリジナリティーのある作品はあります。
例えば「北斗の拳」の北斗神拳、あのアイデアは、人体のツボをへの刺激で、治療したり悪くしたりという、本当にある事を元にしています。 しかし、それを「針治療のパクリだ!」と言われる方はおられないでしょう(笑。
ドラゴンボールにしても、一番最初は西遊記をネタにしていました。 しかし、その後の展開もあいまり、「西遊記のパクリだ!!」と言われる方はおられないでしょう。
ようするに、「題材」に使っても良い物を使って、「自分で料理」すれば、それはオリジナリティーとなると思うのです。