新しくなったプロフ画面を充実させてウェビ友を作ろう!

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TT-Rさん

ステータス

日記投稿件数
47件
インプレ投稿件数
183件
Myバイク登録台数
3台
ウェビ友
1人

作業は季節に左右される。

2017/08/16 11:00

3.50 [ 品質・質感 4.0   性能・機能 4.0   使いやすさ 2.0   コストパフォーマンス 4.0 ]
取付車種:
評価のタイミング:
使用前   使用中   使用後
  • 堅い塗装面、溶剤に侵されにくい。
  • 1回で使い捨て 小さいものには不経済

 ガソリン等の溶液に侵されず、塗膜の強い2液性(硬化剤タイプ)ペイントが、個人でも使えるというのが最大のメリットである。
 バイクの部品を塗装するにはもっとも適している。
 使う前に、缶スプレーの硬化剤ボタンを押し込んで、2液を混ぜて使う。一度混ぜたら、使わなくても、半日程度で缶内で硬化してしまう。だから、一発勝負と思った方がいい。
 お気に入りのスプレーカラーを塗ったあと、最低でも3日間は乾かしてから、上塗り仕上げとして塗装するが、いい仕上がりにするには条件がある。
1.外気温15度〜25度の間が良い。
 10度以下では垂れが発生するし、30度を超すとペイント粒子が早く乾燥して、周辺部にざらつきが出てしまう。
2.1回で仕上げられるような形状と面積のものに使うこと。
 何回も塗り分けが必要な形状のものに塗ると、反対側の部分に飛散粒子が付いて、ざらつきが出てしまう。
3.重ね塗りは半日以内に済ます。
 缶スプレーの中で2液を混ぜてしまったら、半日くらいで缶内で硬化してしまうので、1回で使い切ってしまうこと。
4.缶容量の9割を使った時点で、作業は終了。それ以上はスプレーしない。
 残り1割になると圧が下がって、きれいなスプレーが出来なくなるからだ。やり直しの利かない2液タイプはもったいないけど、ここで止める。

 注意点としては、垂れが発生したり、飛散粒子でざらつきが出ても、研磨作業はしないこと。研磨作業をしたあと、再塗装を試みると、下地塗料に縮みが発生して、台無しになってしまう。
 つまり、2液クリアを塗ったら、もうそこで終わりにすること。ちょっと失敗したからと言って、研ぎ直して再塗装をしようと考えてはいけない。
 私はこれをやって、縮みを発生させて、塗料代5000円を無駄にしてしまった。
 個人で塗るにはサイドカバーなどは1発で仕上げられるので、塗るのに向いている。
 ガソリンタンクも1発で仕上げることは可能なので、塗っても良いと思う。
 逆にホイール等は塗る面が複雑で、1発できれいに仕上げることが難しい。これはプロに任せた方がいいと思う。どうしても自分でやりたい時は外気温20度前後の時にトライするのがいい。
 今回は外気温が下がる季節まで待つことが出来なかったので、真夏に複雑な形状のホイールに塗った。気温が高いので、きれいに仕上がった面と飛散粒子が付いて、ざらついた面に仕上がってしまった。そこで止めておけばよかったものを、さらにいい仕上げをしようと思って、研ぎ直しをして、再塗装し、下塗り塗料の縮みを発生させ、台無しになってしまった。
 2液タイプで塗装する場合は参考にして欲しい。
 2液タイプ缶スプレーは各社から出ているが、ホルツ製は値段も安いし、個人で使うには向いていると思う。
 ただし、本格的に塗るには、きれいな下地作り、ミッチャクロンなどの密着剤、サフエッサー塗布が必要なので、マメな作業が好きな人向けだし、コストも結構かかる。

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