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ちり太郎さん
2014/12/13 22:34
バイク乗りが寒さと戦い、最後の最後まで取り付けを躊躇する防寒アイテム、ハンドルカバー。ついに禁断の果実へ手を伸ばしてしまった…
【取り付け】
・取り付けは単純で、ハンドルカバー側面の穴にレバーとグリップを通してからミラーに付属の紐で固定するだけ。注意する点は、ハンドルカバーが外れないようにしっかりと結ぶこと
・取り付けた車両はスーパーカブで、同社のナックルガード下に取り付けた。特に邪魔になる部分はなく問題なく取り付けが可能
・スーパーカブの場合、クラッチがロータリー式なのでクラッチレバーが無く、アクセル側と比べると若干プラプラする
【操作性】
・アクセル、ブレーキ、ウインカーどれも操作するのに支障はないが、スーパーカブのウインカーは右ハンドルに有り、上下にスイッチを動かして点灯させるため少々やりづらさはある
・ウインターグローブのような大きいグローブだとハンドルカバーに入れるまでが一苦労で、入ったとしても操作どころか動かすことができない。なので、グローブは春秋用の物を着用したほうがいい
【防風・防寒】
・気温10℃、強風。ナックルガードとの併用もあり風を感じることはなく、防風性はバッチリで寒さに負けず走行ができる。しかしハンドルカバーの空間は温かいとまでは言えず、グローブの保温性に左右される
・気温2℃。ハンドルカバーの中でも冷たさを感じるものの、我慢できない冷たさではないのでハンドル操作に支障なく運転できた。春秋用グローブの場合は最低でも、インナーグローブを装着したほうがいいと実感する
【気になった点】
・ハンドルカバー初体験だったわけだが、気になった点が少々
(1)ハンドルカバー内の起毛が短く、発熱性と保温性がイマイチ。もっとフカフカしている物だと思っていた
(2)親指部分が透明な素材でできており、指の動きが見える親切設計になっているものの…そもそもスイッチ類を見ながら運転はしないので、必要性に疑問を感じてしまう
【総評】
・ハンドルカバーの価格に対し、防風防寒性能が高くコストパフォーマンスに優れた秀逸アイテム。さらにグリップヒーターの装着で最強と言われるのも頷ける。グリップヒーター未装着の場合は、発熱と保温性重視のグローブがおすすめです
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