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ムーアさん

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3年間正常動作 ※旧車は取り付け注意

2018/04/05 18:11

3.80 [ 品質・質感 4.0   コストパフォーマンス 1.0 ]
取付車種:
評価のタイミング:
使用前   使用中   使用後
  • 軽い
  • 形状が良い
  • 高い

2014/8 ITX14AHL-FPを購入 GPZ750Rに取り付け。
3年半経過した今でも利用出来ています。
1500回転で14V発電の状態で使用。
※「リチウムイオンバッテリー」は長いので以降「リチウム系」と表記します


○最初に
 「バイクのバッテリーが上がりやすいから」という理由だけでリチウム系に
 するのはNGです。
 バイクの発電能力自体に問題があった場合、取り付けたリチウム系バッテリーも
 駄目にしてしまいます。高い買い物なのでお気をつけください。


○良い点
・軽い
  鉛バッテリーが異常に重いので特に本製品の軽さが際立ちます
  マンション住みなのでまれに持ち帰って充電するときなどありがたみを感じます。
・小さい
  大抵の場合、その車種専用の鉛バッテリーより小さいと思います。
  付属の硬質スポンジを貼り付けて遊びが無いよう取り付けますが
  結構隙間が出来るので配線を逃したりするのに使えるかも。(ショート注意)
・インジケータが付いている
  残量の目安がわかります。
  比重計やテスターが無くてもパット見でざっくり状態がわかります。
  初期状態を除きHiのランプが点灯したことが無く、ほぼLowの状態で使っています。
  今のバイクの発電量が不足しているようですが問題なく利用できています。
・頻繁にセル始動しても問題なし
  真夏の街乗りは水温が上がりやすいため、信号待ちでエンジンを止め
  発進時に始動していますが問題ありません。
・BMS回路による制御
  他社のリチウム系バッテリーはバランス充電用端子付きの物があり
  4つのセルを均等に充電することで性能を保持しますが
  本製品にはその端子がありません。
  AZのオフィシャルサイトに「BMSにより各セル電圧のばらつき制御を行い…」と
  記載されているので、BMS回路でバランスを取っているようです。
  この点が他社リチウム系との違いなのかもしれません。
  どのリチウム系でもまずBMS回路は付いていますが、その機能の違いなのかな…
  個人的には自分でバランス充電したい派です。
  3〜4回バッテリーを上げましたが、その後の充電で復活しています。
  恐らく過放電防止機能が功を奏したものと思われます。
  (過放電防止機能は大抵のリチウム系(のBMS回路)に付いている機能です)

○悪い点
・高い
  安価な鉛バッテリーの約9倍の価格
  本サイトの鉛最安が約\3,200 ITX14AHLが約\28,000
  (容量が小さいタイプは価格差が小さいかもしれません)
・充電環境がデリケート
  取り付け前に必ずエンジン稼働時の発電電圧を確認したほうが良いです。
  軽く煽って14V出ることが望ましいです。14.8Vを越えてもいけません。
  リチウム系は過放電/過充電に特に弱いです。
  一定電圧まで落ちるとそれ以上落ちないよう出力は止められますが
  放置するとそこから過放電で死にます。
・鉛バッテリーより容量が明らかに少ない(仕様どおり)
  セルを回すには全く問題ありませんが、長時間電流を流し続けるのが苦手。
  電装系、特に電熱関連(グリップヒーター/電熱ベスト等)を使用する状況は
  得意ではないです。


○備考
・旧車への取り付けについて
  20〜30年前の車種だと開放型バッテリー前提で設計されているため
  レギュレータから出力される電圧が安定しない事(たまに15V超える等)があります。
  その場合、レギュレータを対策済みのタイプに変えるか
  ライトを常時点灯して電圧が上がりすぎない状態で使う事になると思います。
  ※常時15V超でなければBMS回路で吸収してくれるかもしれませんが…
・他社リチウム系との比較
  昨年末にSHORAI製のリチウム系を別のバイク用に購入しましたが
  インジケータの有無とバランス充電ポートの有無以外違いは感じられません。
  なお、こちらも2〜3回上げてしまいましたが、その後のバランス充電で
  正常に動作しています。(各セルで0.5V程度バラツキが出ていました)

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コメント(全1件)

ムーアさん
一部訂正します。

「○良い点」内の項目「・小さい」において
「付属の硬質スポンジを貼り付けて」と書きましたが
本製品(AZ)には硬質スポンジ(スペーサー)は付属していませんでした。
※SHORAIの製品に付属していたため勘違いしていました。

以下備考追記
・リチウム系は熱に弱いため、配線に余裕がある場合は
 熱を持ちやすい側にスペーサーを入れて熱対策することをお勧めします。