Hendrixさんの インプレッション

APE100に取り付けました。
峠でのバンク角は稼ぎたいけれど、街乗りであまり不自然なのも困るとの考えを基本に、スタンドとブレーキスイッチが使える物。で選ぶと、
この製品にたどり着きました。

取り付けに関して。まず左側は、普通に取付け出来ました。純正のステップをカットして、スタンド部分をそのまま使用するのも、カラーの長さ調節でOK。問題は右、ブレーキペダル側。ただ「付けるだけ」なら簡単ですが、「調整」がダメです。ペダルは写真の位置よりもっと上にしたい所ですが、これで限界。これ以上はキックを踏み下ろした時に干渉する為、NGです。後で改造するつもり。ブレーキスイッチのスプリングは外れやすいので、一工夫必要。調整もシビア。

使った印象。ステップ位置はなかなか良いです。峠と街乗りの両立を考えると丁度良い妥協点と思います。そして、元々ヒラヒラのエイプがもっと敏感に反応する様になりました。格好良く言えば「戦闘機の運動性能」。悪く言えば「不安定な乗り物になった」という感じ。私にはウェルカムです。
次にバンク時、左の接地部はステップバーです。私の場合は足回りはそっくりXRモタード、スタンドはXRモタ改という条件付きです。
右はまだ接地させていませんが、恐らくブレーキペダル。これは後で改造して、ステップが先になるようにするつもり。

ペダル位置。左はアームが短く、つま先を潜り込ませるのがやりづらい。
ただ、もし好みの長さだったら最初に接地しそうなので、ここはガマンして慣れるしかない。剛性は十分あり、チェンジがカチッと決まってよい感じ。右は先に書いた通り低過ぎ、私には慣れるのは無理、早く改造したいところ。
その他、オイル交換は部品をばらさないでも出来そうでラッキーです。

総評すると、不満点あるものの改造で克服できそう。当初の狙い通りバンク角は確実に増えたし、街乗りもまあまあなポジション。何と言っても、強めに接地しても可倒式だから「即転倒」は免れられそうで、精神的にとってもラクになった事が良かったです。
接地に悩むエイプ乗りの皆さん。バックステップは心を開放してくれます。よーく選んで是非手に入れて下さい。楽しい世界が待っていますよ！