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文左衛門さん
2008/08/18 10:38
IRC GP21/GP22のインプレッション
IRC GP21GP22は初心者向けタイヤとメーカーは位置付けているが、実際は玄人が履くタイヤだと思う。なぜならメーカー自体がマイナーで履く人が少なく存在自体が認知されていないからだ。
かといって悪いタイヤかといったらそうではない。IRCはブリヂストンのオフロードタイヤの生産を一手に引き受けOEMしているほどだから、技術力はある。
タイヤの位置付けとしてはD605やTW301/302などと比べるとよりオフロードよりであるが、ピレリのMT21やミシュランのT63ほどオフロードよりではないといったところだ。事実ブロックとブロックとの開き具合もこの二種の中間に位置する。
そのためMT21で不安に感じたワインディングでのコーナリングもGP21/22なら普通にこなせるし、林道の砂地や泥でもD605やTW301/302のようにブロックとブロックの間に泥が詰まる割合が低くなる。
舗装路でも必要十分なグリップで雨でもぬれた路面でもちゃんとグリップしオンロードツーリングにも十分使える。ただしブロックの形状からか縦溝のあるアスファルト路面ではハンドルを取られやすかった。
中途半端といってしまえばお終いだが、オンロードを不安なくこなしつつ林道で遊ぶことができるタイヤだと思う。
似たような位置付けのタイヤにダンロップのD603があるが、後輪の減りが早いためお財布のやせ方も早くなってしまうがGP21/22ならそれよりはD605並に持つ。
またセローの後輪用タイヤはチューブレスであるため選択肢に乏くオフロード向きタイヤはないように思えるが、IRCのGP22ならセロー用のチューブレスサイズが設定されているため、セローの純正タイヤのオフロード性能に不満を持つ方はこれを履くといい。
チューブレスセロー用でこれ以上のオフロードグリップを持つトレールタイヤは無いと言っていい。例外はTR011ツーリストがあるが、トライアルタイヤなので特有の癖があったり、装着に手間がかかったりするので良くわからない人はこちらの方が良い。
総評すると林道でD605やTW301/302などに不満を感じるが、かといってMT21までのオフロード性能は欲しないという方におすすめできるタイヤ。
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