V-Striderさん

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最終日 壱岐!

ツーリング期間
2016年08月05日 ~ 2016年08月08日
走行距離
466km

8月8日 対馬・壱岐ツーリングの最終日です。
朝目覚めると、気持ちの良い青空です。
太陽はまだ丘の向こうに隠れ暑くはありません。
まだ、6時半と言うこともあり、あまり音をたてないように、片付けを始めます。

7時過ぎて隣の家族も起きだしたので、朝食を済ませ、洗物やテントの撤収です。
今朝は簡単にパンだったので、用意も片付けも楽です。

テントの夜露、結露を乾かし、パッキングが終わった頃には汗びっしょり。
すぐさまメッシュパンツに履き替え、着替えをパニアに押し込んだら準備完了。
ゴミを入れたビニール袋をレジャーボックスを固定するバンドに結び付け、濡れたタオルはレジャーボックスの上の固定バンドに挟み込み、いざ出発!
こんな乱暴な積み込み方は、北海道キャンツーを思い出します。

隣の家族に挨拶し、最初の目的地は、、、。
サイトから200mほど離れたシャワー室です。(^m^)
昨日が、先にシャワーを浴びて効果が無かったため、今回は出発直前に変更です。
綺麗サッパリ汗を洗い流せて気持ち良いね~!ヽ(^0^)ノ

その後管理人にゴミも渡し、綺麗な身体と積載で再出発です。

最初に向かったのは、昨日夕陽を撮った猿岩です。
ちなみに、これが猿岩の正面です。
この角度だと猿を想像するのは難しいです。
本当に物事は多面的に見て考えないと駄目だな~と、改めて思いました。

それにしても空と海が綺麗だ!

そしてこれが猿岩の正体だ~!
ワン・ツー・スリー!って、このネタ対馬初日の日記にも使ったな~。(^_^;)

目・鼻・口がはっきりイメージ出来るし、植物が毛みたいでしょう!
こりゃ、イイわ~!

続いて向かったのは、目と鼻の先にある、黒崎砲台跡です。
右側にある砲弾は戦艦 大和の砲弾レプリカだそうです。
そして左側が直径40cmの黒崎砲台の砲弾レプリカです。
ん?おとといの豊砲台と同じ大きさじゃん!(@_@;)
大きさ、飛距離ともほぼ同じでした。
と言うことは、世界最大級の砲台跡はいくつかあるんですね。
それと大和の大砲の方が大きかったことから、どれほど大和が凄かったのかも、改めて理解しました。

さてさて中は、広々とした空間が広がってました。
豊砲台跡より怖くない感じでした。(^_^;)

中からでは砲台跡を良く見ることが出来なかったので、猿岩近くの砲台跡入口まで戻って潜入です。

ほ~ら、豊砲台跡でも見ることの出来無かった上からの砲台跡がこれだ!
ワン・・・もうやめとこう。(^_^;)

ガツンと飛ばしそうですね。
でも、この砲台も一発の砲弾も発射することは無かったそうです。

次に向かったのは牧崎の鬼の足跡です。
ですが、鬼の足跡を見る前に目に飛び込んで来たのは、何ともニヒルなゴリラをイメージさせる岩でした。
微笑むゴリラとして案内されていますので、行かれた際には合わせて楽しんで下さい。

そこから100mほど歩くと鬼の足跡に到着です。
大昔、鬼がクジラを捕るために踏ん張った足跡と言われています。
手前が指側、奥がかかと側のイメージですかね。

次は浜辺の綺麗な筒城浜に行く予定でしたが、途中で岳ノ辻の看板が!
時間は十分あるし、確か壱岐で一番高い山だったはず。
と言うことで、ウィンカーを右に出し進入です。

鉄塔がいくつか建っていることからも標高が高いことがうなづけます。
展望台までもそんなに歩かなくて良かったので助かりました。
昨日フェリーが着岸した郷ノ浦の街並みが良く見えます。
360度大パノラマが広がってました。
いや~、爽快じゃ!

その後は順調に筒城浜めがけて突き進みます。
松林が見え出し、海水浴の車と思われる車もたくさん停まってます。
良さげな所にバイクを停め、松林を抜けたら綺麗な砂浜が広がる海です。
思ったより人は少ないですが、日焼けする人、泳ぐ人、ジェットに引っ張られる大きな浮き輪に乗り込んで遊んでる人など様々です。

ガンレフの望遠が、それほどズーム出来ないのでビキニのお姉さんを撮ることは出来ませんでした。( ´艸`)
それだけが心残りです。(^^ゞ

そろそろお腹も空いてきたな~。と言うことで、壱岐で一番楽しみにしているウニめしを食べに出発です。

と思ったら、途中、海に浮かぶ島や、大きな島に掛かる橋などがあり景色が良かったので寄り道です。
ベタ踏み坂ほど急ではありませんし、小さいですが、その橋の頂上で記念撮影。

遠くの雲が夏やな~。

今度こそウニめし!と思ってたら、目的地の食堂のすぐ近くに「はらほげ地蔵」があるじゃないですか!
12時前だし、先に寄っておこうと思いまた寄り道です。

これが噂の「はらほげ地蔵」です。
尼さんの慰霊とのことです。
満潮時には胸辺りまで水の下に隠れるそうです。
また、胸の下辺りに穴が開いていることから「はらほげ」だそうです。
説明を読む時に、僕の間違いに気付きました。
これは「ほらほげ地蔵」ではなく「はらほげ自蔵」だったのです。
今までずっと、「ほらほげ自蔵」「ほらほげ食堂」と信じ、言って来ました。
いやはや、まだまだ勉強が足りません。(^_^;)

ちょうどお昼時になったので、今日のお楽しみ「はらほげ食堂」でのご飯です。
ちゃんとバイク用の駐輪場があるのがイイね。

中に入ってメニューを見ると、、、。
うにめし定食が1,750円、生うに定食が2,700円!(@_@;)
高け~!(>_

お腹もいっぱいになったところで、一気に北上してイルカセンターに向かいます。
入場料は200円!安っ!

中に入ると餌付けが終わったところらしく、いけすからどんどん人が離れて、建物の方に向かって行ってます。

来たばかりの僕は、皆とは逆にいけすの方に向かって進み、イルカは居るか?なんてダジェレを考えながらいけすを覗き込むと、餌をもらったイルカがまったりしてます。
まったりイルカをパシャ!(^m^)

とか写真撮ってたら、今度は子供達が餌付けをする番のようです。
あ~ん!ってしてるイルカの撮られたくない顔をパシャ!
食欲には勝てなかったようです。

イルカも見たところで寄り寄りしながら戻ります。
来る時にインパクトのあった岩の前で記念撮影。
断層が斜めに走り、地球の歴史と偉大さを感じます。
バイクがこんなに小さいんですよ!

反対側の景色も最高です。
綺麗に澄んだ海。
蒼い夏空。
いや~、最高だにゃ~。

それから海沿いを戻ってると、行きにも気になってた男嶽神社の案内板が目に飛び込んで来ました。
景色が良いと言うので、またしても寄り道することに。
山頂に社があり、猿の石像がたくさん鎮座しています。
お参りを済ませ、社を一周すると、、、。
光が当たって分かり難いかもしれませんが、黄色の鎖の部分から伸びる男性器のような石が、、、。
これがご神体のようです。
だから男嶽?
この時初めて理解しました。

と言うことは、もう一つ案内されてた女嶽は、、、。
住職らしき男性に尋ねると、住民だけの信仰の社が反対側にあるらしいですが、案内も無く、分からないだろうとのことです。
ちょっと興味があったのですが、残念!あは~!( ´艸`)

泣く泣く?戻ることにし、フェリーの時間も近くなって来たことから、最後の見所である元寇の碇石を見に行きます。
戦いに敗れ沈没した日本の船のものらしいのですが、その大きさから結構大きな船だったと推測されています。
これが設置されている場所を探し出すために壱岐神社に行ったり、公園の中をさまよったりして苦労しました。

同じ場所には狼煙を上げる場所だったらしく煙突のような物や、砲台跡のような物がありました。

これだけ見れば満足です。
芦辺港から博多に帰ります。
これが芦辺フェリーターミナルです。
最近建て替えられたのか綺麗でした。

今回バイクは僕のXLRと、神戸からのセローの二台だけです。
その他、自転車で壱岐を回ったと言う小学生の男の子とお父さん親子が居ました。

いよいよ帰る時間が迫ります。
お迎えにあがる使者のようにフェリーがゆっくりやって来ます。

先端部を大きく持ち上げ、車やバイクを呑みこむように収容して行きます。

いろんな思い出を胸に出航です。
離れていく島に哀愁を感じます。
これってフェリー独特の感じがします。

そんな僕を見送るようにか、海の彼方にある白い雲の中に、スーと立ち上がる龍のような黒い雲を見付けました。
これも何かの出逢いと信じ、つくづく良い旅だったな~と思いを馳せながら船中で時を過ごしました。

二時間ほどの船旅も終わりを告げようとしています。
博多のせわしない街並みが見えて来ました。
それまでの夢のようなスローな時間から一転、現実の慌ただしい時間の幕開けです。

博多を離れ100時間以上して舞い戻った博多。
ちょっと夕暮れの陽射しが、旅の終わりに相応しい良い感じです。

初めて訪れた対馬、ずいぶん久し振りに訪れた壱岐。
どちらも新たな出逢いと思い出に感謝です。

いや~、本当に良い旅だった!

読んで頂いた皆さんも、最後までお付き合い頂きありがとうございました。
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コメント(全12件)

キム(first penguin) ヨガの眠り中さん
ストライダーさん、どうも!
やっぱり、海の近くで食べるウニは美味いですよね。
私も、生ウニ定食だと思います。
ただ、壱岐の方は以外とエンゲル係数が高めになりそうですね。
贅沢する時とそうでない時を区分けしとかないと、結構予算を使ってしまいそう。
でも、海は綺麗だしまた行きたくなっちゃいますか?(笑)
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V-Striderさん
キムさん

こんばんは~!( ^o^)ノ
取れたて新鮮だからですかね?
やっぱりライダーはここぞと言う時は決めんとですね。
北海道の方が、コスパは良い気がしますね。
ほらほげは、有名なせいか、ちょっと割高感がある気がします。
逆に海は、北海道より綺麗だと思います。
良かったら是非近々お越し下さい。( ^o^)ノ
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しんたさん
こんばんは(* ̄∇ ̄)ノ

私には猿岩はライオンに見えました( ̄▽ ̄;)
生ウニ良いですね。。。
離島までは行けませんが、山陰まで行きたくなりました。
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no_photo.jpg
テツワンさん
ストライダーさんこんばんは!
私 海にあるお地蔵さん初めて見ました。

赤い帽子と服を着せた人の気持ちが伝わってきます。
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V-Striderさん
しんたさん

おはようございます!(^o^)丿
ライオンと言う見方もありですね。
たてがみのある雄ライオンでしょうか?
山陰も良さげですね。
遠くは鳥取砂丘までしか行ったことがありません。
お勧めがあれば行かれて、日記をアップして下さい。m(__)m
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V-Striderさん
テツワンさん

今日、二回目のおはようございます!(^^ゞ
なかなか珍しいでしょう。
ショルダーバックのような物は、ペットボトルか水筒を入れるような袋でした。
何か意味があるのかもですね。
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さとぺさん
小さい島なのに、見所盛りだくさんでびっくりしましたよ。

またゴリラ出ましたね( ´艸`)
イルカも可愛らしくて。。。
筒白浜の海の色、綺麗ー!
泳ぎたくなりますね。

海に立つお地蔵さま、初めて見ましたよ。食堂の雰囲気も小屋みたいでいい感じ、そんな所にこそ美味しいのあるんですよね。思い切って高いウニで正解でしたね( ´艸`)

フェリーが来て、日常の生活に引き戻されるあの感じ、哀愁感じますよね、わかります。それだけ大自然と歴史を感じる、いい旅だったって事ですよね。本当にお疲れ様でした(*^^*)
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V-Striderさん
さとぺさん

小さい島でも見所パンパンです。( ´艸`)

こっちのウホウホゴリラです。
壱岐の海は、透き通ってとても綺麗でしたよ。

生うに定食は頼んで正解でした。
チャンスは躊躇してたら逃げられちゃうのと同じかもですね。(^_^)ゞ

そうなんです。(T^T)
久し振りに最高のツーリングでした。
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杉さん
ストライダーさん こんにちは
島は、時がゆっくり流れているようですね。そんな感じがしました。
スローペースの旅だからこそ出会えた景色もありますよね。
砲台跡も、鬼の足跡も、ほらほげ地蔵もゆったりと散策できたようで、これが本来の旅かも。

私も日に100kmから200km位の気まぐれツーリングをしています。
気に入った所が見つかれば立ち寄り、時間を贅沢に使うのが好きです。

せわしない毎日です。ストライダーさんのように、島でゆったりと過ごせばストレスの解消につながるかも。
私も一度は島へ行ってみたくなりました。
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V-Striderさん
そうなんです。
V-Stromで行ってたら、楽だった反面、見落としてた景色もあったと思います。

時間をゆっくり使えるのが一番幸せなことかもですね。
今日も僕は、ゆっくりとした休日を楽しんでますが、、、。(^_^)ゞ

バイクで回るほどの島は、伊豆大島か、佐渡辺りでしょうか?
計画が始まったりしてですね。( ´艸`)
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sunnyさん
こんにちは~
3年前に行かれたんですね。壱岐島は小さい島ですので3時間もあれば1周できちゃいますね。僕の楽しみはやっぱりウニと麦焼酎です!壱岐の焼酎はホントうまいですから。
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V-Striderさん
sunnyさん

おはようございます!
こうして時空を超えてコメントがつくのも面白いですね。

ウニと焼酎がお好きなら、はらほげ食堂と壱岐娘は外せませんね。
行かれた日記を楽しみにしています。
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