しなのさん

ステータス

日記投稿件数
25件
インプレ投稿件数
3件
Myバイク登録台数
9台
ウェビ友
1人

九州・四国ツーリング

ツーリング期間
2013年08月10日 ~ 2013年08月18日
車種名
HONDA VFR750F
Myバイク
VFR750F

■ひたすら移動の初日(8/10) 3:00頃 自宅を出発。そういえば給油しなきゃと思って10kmぐらい走った。 練馬区のスタンドで給油、31,861.1mile。 4:00頃 用賀ICより東名高速へ。 秦野中井のあたりから事故渋滞とのこと。 で、その渋滞に差し掛かって車列が減速しはじめたところ、目の前のクルマが急停車、リヤがぴょこんと跳ね上がる。こちらは車線変更で回避。あー追突したな・・・・。 7:00頃 新東名の浜松SAにて給油、32,014.8mile 16.89L 東名との合流手前から渋滞40km。伊勢湾岸道から新名神、名神。 11:00頃 草津SAで再度給油、32,143.8mile 12.99L。 名神は吹田まで40km渋滞とのことなので京滋バイパス~阪神高速のルートを使ってみたが大阪市内、神戸市内とも大渋滞で失敗したと思った。 っていうかもう一刻も早く本州を抜けたかったので、淡路島経由での四国入りルートを選択。 13:30頃 淡路島上陸。暑い・・・・! 14:30頃 鳴門市より四国上陸。当初の目論見では12時頃上陸できるつもりだった。 で、昨年の四国自転車ツーリングで行きそびれたのでうどん県へ向かう。 高速降りる必要なかった・・・・。 15:15頃 高松自動車道津田の松原SAにて給油、32304.7mile 17.36L 15:30頃 さぬき市「おおたに」さんにて最初のうどん。 さぬきでうどんを食うぞと誓っていたので昼飯食ってなかったのでうっかり1.5玉。 店は開いていたけど、遅い時間だったので茹で置きのうどんだったのが失敗。 事前に聞いていた評判でかなり期待していただけにちと失敗。 16:30頃 二件目「山田屋」さんにて。ここは建物がすごい。 んで天ざるうどんなど食べてしまったのでもうお腹いっぱい。 でもここはうまかった。 遅めの昼飯というか早めの晩飯というか・・・。 高松市内に移動。 なんか疲れちゃったので港で海を見てまったりしつつ高松市内で宿を探す。 翌日の予定も考えて徳島市内のほうがいいかなとも思ったのだが、後で知ったのだけれど徳島は阿波おどりの会期中で、宿をとるなんてそもそも不可能だったっぽい。 結局高松市内にて宿泊。 メーターは32,320mile。 一日目の走行距離差し引き459mile(734.4km)+給油前のおよそ10km。

■2日目(8/11) 5時くらいには起きて行動開始したかったのだけど目が覚めたのは結局6時。 一時間の遅れは結構ツライ。 徳島経由で室戸岬へと南下開始。徳島までは高速。 9:00頃 JR牟岐駅前。 昨年の四国自転車ツーリングではこの先でパンクしてしまい、修理道具の一切合財を紛失していたのでここで旅を終える羽目になってしまった因縁の地。 あの時は、パンクさえしなければ徳島市まで走ってやろうかとさえ思っていたのだが、あらためてバイクで走ってみると結構無謀な距離だったことが判る。 ちなみにここから室戸岬までまだ70kmぐらいある。 海部~甲浦間にある那佐湾の船着場にて。海の蒼いこと蒼いこと。 でもクラゲ大量発生してるw 9:30頃 徳島県と高知県の県境あたりにて給油、32,429.7mile 12.20L 10:00頃 ここだ、間違いない。 昨年大雨にやられ、バッグから雨具を出すときに工具を紛失した場所。 木の下で雨宿りをした覚えがあるが、あの雨で昨年の旅行は全て終わった。 こんなとこ誰も通らなそうなのでひょっとしたらまだ有ったりして?という淡い期待もしていたが、 道中お遍路さんやらチャリの人やら結構通るので、誰かに拾われたのだろう。 十中八九無いだろうとわかっちゃいたが軽く凹む。 10:30頃 室戸岬に到着。 ちょっと気持ちが落ち込んでいたが、ここに至る道中にて対向車のライダーからピースサインをもらう。最近あんまし見なくなったけど、思わず返したらなんか気持ちが切り替わった。 こういうコミュニケーションっていいね! 12:00頃 道の駅「田野駅屋」にて昼食。「すり身丼」なるものを食してみる。 ようはすり身の天ぷらを卵とじにした丼。個人的にはちとビミョー・・・ この後は高知市方面を経由し、四万十へ行ってみたいと思うので西へ。 (という距離スパンが結構おかしい) 14:30頃 高知市到着。 途中までまったく知らなかったのだけど、高知市内はよさこい祭りのまっただ中だった。 市内の道路があちこち通行止めになって、団体が踊り練り歩く。 祭りの踊りだからもっとちんまいものかと思ったらすんげー派手派手。 竹の子族が練り歩いているみたいな感じ、と評する人もいるがなるほど言い得てるなぁ。 高知市から高速に乗り四万十町へ。 15:45頃 四万十中央ICを出たところで給油、32,557mile 11.90L 16:20頃 道の駅四万十大正へ向かう道中、沈下橋を発見。 ここも前から見たいなと思っていたところ。 道中ずっと四万十川のすぐ横を通る道路なのだけど、まったく涼しくないよ! なんか前日は40℃いってたらしいし・・・・。 16:30頃 道の駅四万十大正に到着。ソフトクリーム売ってないっす。むしろアイスが名物? 17:15頃 道の駅の横に看板出てたのでちょっと走って一の又渓谷温泉へ。 山道くねくね15分ぐらい走ったっけか・・・。なかなか風情のある建物でした。 20:00頃 高速を走って再び高知市内へ。 駅前はよさこいのステージで大賑わい。いやー熱い熱い。 今年の4月まで出向でうちの会社に来ていた高知市内の会社の人と再会。 ノンアルコールビールで再会を祝して乾杯。 昨年食べたのが外れだったので美味しいかつおのたたきを食わせろと要望しておいた。 30cmぐらいの大皿に盛られてでてきた。うめー、うめーよー(; ;) で、迂闊だったのだけどよさこい期間中ということで高知市内での宿泊はけっこう絶望的。 隣の南国市とかも探ってみたのだけど厳しかった。 というわけで初のネカフェ宿。 オドメーター32,665mile この日の走行距離、おおよそ335mile(536km)

■三日目・九州渡る(8/12) 午前4時起きのつもりが目が覚めたら5時。 旅行中の一時間の遅れは最終的には三時間ぐらいの遅れに波及するので結構きつい。 この日はフェリーで九州に渡ろうと思っていた。 目標は愛媛の三崎港から大分の佐賀関へ渡る国道九四フェリーの始発(8:30)。 高知からひたすら高速で愛媛県を目指すのだが、直接向かうルートではなく「つ」の字のような方向なので結構遠回り。 6:00頃 松山自動車道石槌山SAにて給油、32,737mile 17.88L 7:45頃 八幡浜港フェリー埠頭に到着。 残り時間を考えると、8:30のフェリーに乗れるように三崎港へ到着することは不可能と判断。 また、昨年の自転車ツーリングでは佐田岬へ行きたかったのを断念したのでそのリベンジも兼ねたかったのだけれど、それにこだわるとヘタすると午前中を無駄に費やすような気がした。 で、ここでTwitterで八幡浜到着を報告したところ、友人から「宿毛~佐伯のフェリー」があったことを教えられる。しまった、高知からだったらそっちのが全然楽だった・・・・。 8:00過ぎ フェリー乗船。 たしか8:30頃出航だったか忘れたけど。バイクは一番先に乗船するので船室のいいところを取れた。 結局ネカフェでは十分に睡眠が取れなかったので、出航してすぐ寝た。 10:30頃 船室で目が覚めると職場からメール着信。 実はこの日は弊社はこの週唯一の営業日。大半の人は休んでるけど。 サーバー絡みで要緊急対応なのだが、あいにく洋上のため電波状態はあまり良くない。 iPhoneでなんとか頼りない電波を拾いつつサーバーメンテを進めるが、下船用意もしなければならないためなかなかはかどらない。 結局、下船後すぐ臼杵のフェリーターミナルで一時間弱仕事をしていた。 12:00頃 なんとか仕事も片付いて臼杵を出発。 九州上陸時のオドメーターは32,800mile。 12:45頃 佐賀関の「関あじ関さば館 レストラン凪浜」にて食事。文字通り関さば関あじを頂く。 海沿いの道を走り高速に乗り由布院ICからやまなみハイウェイを目指す。 15:22頃 九重町にて給油、32,879mile 16.48L やまなみハイウェイは「ライダーの聖地」と呼ぶ人もいるほど、実に爽快。 この旅ではじめて涼しいところにきた気がする。 時間帯が良かったのか遅い大型車もおらず、快適な速度で南を目指す。 16:30頃 阿蘇外輪山の大観峰に到着。 阿蘇山そのものは雲の中で全く見えない。 というか雷がゴロゴロと・・・・・。 天気も不安なので30分ほどで撤収。 そのさきの道は雨が降ったあとがある。先ほど大観峰から見えていた雨雲はこれだな。 まだちょっとポツポツ来てるけど、じき止むように思えたので雨具は出さず。 大観峰のあたりを通るミルクロードからちょっと外れたところにある通称「天空の道」へ。 通り名は素敵な感じだがほとんど廃道かと思えるぐらいの荒れた道。 山の法面は崩れかかってるし舗装もボッコボコ。 それはそれで酷道好きとしてはいいのだけれどw 18:00頃 天空の道を降り切って内牧温泉へ到着。 いまきん食堂を訪ねてみるが案の定閉まっている。そもそもランチタイムのみ営業だし。 でも店内には店員さんが居て、ついさっき閉まったかのような雰囲気なので聴いてみたところ、14:30のラストオーダーで頼んだお客さんが数時間待ちでやっと先ほど終わったところ、とのこと。 こりゃー行くならかなりの行列を覚悟しないと・・・・。 18:30頃 折角温泉地にいるのだから、なんかお風呂でも入ろうと思ってウロウロしていたら露天風呂300円の看板が。安っ。 19:30頃 阿蘇にて宿を探すも空きがなく、気を取り直して夕食。 なんかここで食べておかないとこの後絶対食いっぱぐれる気がした。 馬刺し、ダゴ汁、高菜めしな熊本セットとでもいうか。 結局、阿蘇市と熊本市の中間にある大津市にて宿泊。 オドメーターによると32,944.8mile。 この日の走行距離差し引き289mile(462km)。

■4日目、阿蘇とか酷道とか(8/13) 7時前に目が覚め、ホテルで朝食。この旅行中朝飯食ったのこの日だけ・・。 7:30頃 宿を出発。というかこっちの駐車場の「軽」の表記ヘン。 なんでも、大分と熊本はこうなんだとか・・・・ 8:30頃 草千里到着。 大津を出てから阿蘇の登山道を走っている頃は雲の中だったのでちょっとダメかなと思ったりもしていたのだけれど、気づいたら雲の上でいい天気! 草千里は毎年なんかバイクの大規模なミーティングが行われているそうでその名は気になっていたのだけれど、どういうところなのか知らなくて今回改めていい場所なんだなと。そりゃ集まるわと納得。 9:20頃 阿蘇山火口到着。 ロープウェーで行くのだろうと思っていたら、火口のすぐ横まで有料道路があるのね。 ちなみにロープウェー往復\1000、バイクで有料道路\100。そりゃバイクで行くわww こういった火口を見るのは実は初めて。 下山することにし阿蘇方面へ。 10:15頃 再び内牧温泉のいまきん食堂へ。 開店は11:00からなのだけれど30人くらい並んでた。 ・・・ら、それを見かねてお店を10:30に開けてくれました。 ちょうど第一陣に入れて、待ち時間15分だけで入店。これはラッキー。 というわけで「あか牛丼」です!あかぎゅうどんじゃなくてあかうしどん。 阿蘇で育てている、飼料も熊本産にこだわった「あか牛」の丼。 赤身なのに柔らかい。かといってサシが入っているわけでもないのでまったく脂っこくない。 でも肉汁たっぷりジューシー、というお肉。 いやあ・・・・食べきってしまうのがもったいなくていつまでも食っていたい感じでした。 これホント美味いわ・・・・・。 というわけで早い昼食をこなした後、ふとSL人吉を追いかけて人吉まで行ってみてもいいかなと思い行動開始。 人吉までは熊本から高速に乗れば2時間ぐらいなのだけれど、なんとなく下道で行きたくなり国道 12:15頃 阿蘇にて給油、32,993mile 11.3L 265号線を使い宮崎県椎葉村を経由するルートを選択。 これがまあ・・・・宮崎県に入ってからの道の酷いこと酷いこと(褒め言葉)。 一応オンロードなんだけどひたすら山の中、路面悪い。休憩スポットほとんどなし。 極めつけは椎葉村に入ったところで酷道が通行止め! 迂回路はなんとダムそのものでした。 で、やっと265号を抜けたと思ったら388号もまあそこそこ酷い酷いw 15:45頃 熊本県球磨郡多良木町の「ブルートレインたらぎ」の前を偶然通りかかる。 14系車両をつかった鉄道ホテルなのな。 気になるけど今回はスルー。 で、ここで重大な過ちに気がつく。 SL人吉の発車時刻、人吉初14:38。 あれ、もうとっくに出てんじゃん。 なぜか16時台だと勘違いしていた。なぜだ! せめてSLの姿を観たいと思い、高速に乗って熊本駅へ。 17:30頃 熊本駅へ到着。 入場券を買ってホームで出迎え、という目標時間は達成ならず。 うーむ、結局走ってるとこ見れなかった・・・・。 次の運転日は翌々日。 ダメ元で空席があるかどうか窓口で聞いてみたら、人吉発の帰り便のみ空きがあるという。 折角のチャンスだから乗ってみることにして切符を購入。 夕食は馬刺しと馬ホルモン。 馬のホルモンは初めて。牛とかに比べるとちょっと肉厚な感じ? 食べ比べないとわからないぐらい。 この日と翌日は熊本市内で宿泊することに。 オドメーターは33,152mile。 本日の走行距離208mile(332km)

■長崎での5日目(8/14) 8:50の熊本~島原フェリーで長崎県へ。 とりあえず長崎渡ってどうするかは全く考えてなかったのだけど、ふと軍艦島が見たいと重い船上から軍艦島上陸ツアーの申込をした。 途中、すげぇデカいクラゲとか、イルカに遭遇。 11:00頃 島原に上陸。長崎を目指して走るのだけれど、70kmぐらいあるようなルート。 軍艦島上陸ツアーは13:00出港なのだけど、30分前には集合とのことなので結構焦る。 11:15頃 島原市内で給油、33,165mile 18.14L 広域農道と諫早からの高速を駆使してなんとか12:35に長崎港ターミナルへ到着。 受付に並ぶと、当日の軍艦島上陸ツアーの切符はもう売り切れているとのこと。 予約しといてよかった・・・・・。 およそ40分ほどで端島(軍艦島)に到着。 いやなんつーか・・・・島内の全てが廃墟。あらゆる場所が廃墟 あ、1つだけ維持されているものがあった。炭鉱が現役だった頃、島は24時間操業で明るかったので灯台はいらなかったのだけれど島が放棄されてから真っ暗になり船の航行に支障をきたすとのことで新たに設置・維持されているものだそうで、現行のものは平成10年頃になってから建て替えられたものだとか。 写真は軍艦島を軍艦と言わしめているアングル。 戦艦「土佐」にそっくりなんだそうで。 そういえば島の写真とってたら、隣にいた廃墟マニアのにーちゃんに「プロのカメラマンの方ですか?」って聞かれた。なんでや。 15:30頃 船は長崎港に帰港。 朝結構時間なかったのと、島原降りてからも時間なかったのでここで今日はじめての食事、角煮まん。 さてこのあとどーしよーかなーと思いつつ佐世保方面へ。 17:30頃 佐世保到着。またうっかり佐世保バーガーなど食べてしまう。 ふと夕暮れの西海岸など見たいなと思ったので、佐世保から平戸・生月島方面へ移動してみる。 19:00頃 日没寸前の生月島に到着。 が、島に入ってから結構長い・・。 19:30頃 大バエ灯台。結局西側の海岸に着けたのは完全に日が落ちてから。 まあ綺麗な夕暮れの色とか、道中の海の色とか綺麗だったからいいか。 そこそこ雲もあったし、水平線に日が沈むのはどのみち見れなかったようだけど。 さてここから戻るにあたって、島原から熊本へのフェリーはもうないので、佐世保から佐賀周りの高速で熊本へ帰ることにする。 なんでわざわざ熊本かというと、翌日の用事があるからです(・ω・)ノ 20:45頃 平戸のあたりで給油、33,336.8mile 15.61L 23:30頃 ようやく熊本の宿に到着。 オドメーターは33,468.3mile 本日の走行距離316mile(505km)

■鉄分補給な6日目(8/15) この日は切符が取れた関係で熊本から人吉まで鉄道で往復する。 往路のSLは駅で入線から出発までを見送ろうと思うのだが宿から駅まで行くついでに熊本城も見ていきたいな! ということで8時過ぎに熊本城にバイクで到着、駐車場(\100/日)に預けたまでは良かったのだけど・・・、なんと熊本城は8:30からじゃないと入れないとのこと。 ありゃー・・・・。 SLが熊本駅に入線するのは9時過ぎとのことなので、バイクを駐車場に預けたまま路面電車で熊本駅へ向かう。バイクで行ったほうが楽な気もするけど今日は鉄分補給日ということでw 熊本駅についてまずみどりの窓口へ行き、九州横断特急1号の切符を確保。といっても自由席だけど。 でもってホームへ。 事前に調べてあった情報はちと古かったのかまだ入線していない。 発車40分以上も前から待ってるとか気合入り過ぎじゃね?とか自問自答していること数分。 専用のDE10に牽かれてSL人吉が入線してきた。 徐々に人も多くなり、賑やかになってきたところでついに発車時刻。 汽笛の音は昭和のSLに比べてちょっと迫力に欠けるというか軽快な感じ。 SLを見送った後、駅の土産屋にて会社と家族へのおみやげを物色、発送。 さすがに炎天下をバイクでまだ何日か移動するので、食べ物は持ち歩きたくないわな。 路面電車で再び熊本城へ。 コントローラー旧いっすなー。 熊本城見学。といってもあんまし時間に余裕はないのでざーっと眺めてきたぐらいなんだけど、実家の弘前の城に比べてやっぱデカイですね。 弘前のは本来の天守閣が焼失しちゃったんで櫓を天守にしたからってのもあるけど。 駆け足で熊本城を見た後はバイクを回収してまた熊本駅へ。 九州横断特急1号の発車時刻ギリギリになったけど間に合った! 車窓を眺めつつ、山の中を揺られていたらいつの間にか寝てた。 んで終点の人吉で起こされるというw 九州横断特急1号はキハ185系。この形式も結構息が長いね。 人吉駅はなかなか賑わっている感じ。 ちょっと町中を30分ほどぶらぶらして駅に戻る。 石造りの機関庫はここだけなんだそうで。 とかやっているうちにターンテーブルでの機回しが始まる。 SLはこれが見どころの一つでもあるよね。 さて機回しも済んで帰りの列車が入線。 懐かしい感じの駅弁屋さんがおるので一つ所望。 車内はこんな感じ。 全席指定なのだけど、今回たまたま空いた席が取れたわけで、その隣の席は私と同い年ぐらいのおっさん。 なんか話しかけづらい雰囲気なのだが・・・・。 発車後駅弁を食べ、最後尾の展望車へ行ってみる。 機関車の吐く煙が後ろにたなびいていく様とか、トンネルやら鉄橋やらなかなかよい眺め。 で、席に戻ったところで隣の人に話しかけてみたところ、九州全線乗りつぶしてきた帰りだという。 うわ、この人鉄ちゃんだわ! ・・・えー、こういうのを「類は友を呼ぶ」とでも言うのでしょうか(・ω・) なんというか一瞬で打ち解けてその後会話の弾むこと弾むこと。 その会話の中で、やはりこの列車の切符は早々に売り切れてしまうこと、たまたまキャンセルか何かで空きが出たところをその人が抑えたこと、それによって隣が開いたのでちょうど私が切符取れたこと、などが判明。 かくして列車は熊本に到着。 ほんの2時間ほどの旅でしたが、いやぁ楽しかったですな。 さて私はというと、これで熊本は見納め。 この日の宿は別府に取ってあるので、夕暮れの阿蘇を経由してやまなみハイウェイで大分県入りというルート。大観峰の辺りで完全に日が暮れるのだけど、暗くなるだけならまだしも雷がビカビカ光りまくり。こえー・・・・・。 もうのんびり走ってる気分でもないので、夜の山道をひたすら走る走る。 来るときはあんなに爽快だったやまなみハイウェイがもう怖い怖い。 なんとか人里が見えたのは由布院のあたり。 宿に到着したのは21時半ころだったかしら。よく覚えてない。 モバイル機器の充電を仕掛ける間もなくバタンキュー。 結局この日はSLの中で食べた駅弁以外なにも食べてないという。 オドメーターは33,587.0mile。 この日の走行距離は118.7mile(190km)と、この旅の中で一番バイク乗らなかった日になりました。

■温泉日な7日目(8/16) 夜明けとともに宿の風呂でまずひとっ風呂浴びて行動開始。 昨夜はモバイル機器の充電をまったくセットできないまま寝てしまったのでバイクから給電して凌ぐ。 別府ということで温泉巡りをしてみようと思う。 市内の公共浴場は朝は6時台から営業しているのがすごい。 1件目、海門寺温泉、100円。 2件目、駅前高等温泉、200円。 3件目、竹瓦温泉、100円。 ここはたたずまいがスゴイ。それでいてこの値段。 ソープ街のど真ん中ってのが微妙なんだけど(^^; さすがに立て続けにお風呂入るのも疲れたので、昨日「怖い道」のままで終ってしまったやまなみハイウェイをもう一度爽快な気持ちで締めくくりたいと思い再来訪することにした。 9:00頃、別府にて給油、33,593.7mile 11.17L やまなみハイウェイはちょっと大型車が多くて流れは悪かったところも多かったがやはり爽快。 一気に阿蘇まで抜け、食べ納めにもういちどいまきん食堂へ。 着いたのは11時を過ぎてしまったので若干並んだが、一人だとカウンターで食べられるので優先的に入れるそうな。 さらに阿蘇のあか牛の肉を仕入れたいので直売店へ。 塊の肉はおそろしい値段がするので切り落とし肉を購入、自宅までクール便で発送した。 大観峰で休憩していると、なんとレッドブルの宣伝カー(品川ナンバー)がっ さっそく翼を授かってきました。 ちなみに車は東京からだけど、おねーさんたちは福岡からだそうです。 でもってもう一度別府市内。どこもかしこも地獄。 次は鉄輪(かなわ)地区の公衆浴場をめぐってみる。 これまた100円とか無料とか、いいなぁ・・・・。 夕方まで別府をぶらぶらしたところで、この夜は福岡に行こうと思っていたので移動開始。 18:30頃 別府湾SAにて給油、33,751mile 14.79L 20:00頃 ナップス福岡店に到着。ヘルメットのシールドを購入。 駅前のカプセルホテルにチェックインし、晩御飯を長浜ラーメンにしようということに。 元祖長浜屋。 わりとあっさりかな~。うまい! というわけで本日はここまで。 オドメーターは33,845mile。 走行距離は258mile(412km)

■さよなら九州の8日目(8/17) 5時起きで行動開始。 泊まったカプセルホテルは自由に使えるコンセントが無く充電が一切できない。 (有料でスマホの充電はできるけど30分300円) というわけでまたしてもバイクから給電。 福岡ICから高速に乗る。 6:00頃 古賀SAにて給油、33,862.8mile 13.00L 関門橋を超えて一気に九州を離脱、山口県に入ったところで北上。 8:00頃 ずーっと行きたいなぁ、でも遠いなぁと思っていた下関市の角島大橋に到着。 今ひとつ空の抜け具合がよろしくないけど、海の色、そして離れた島まで海の上を伸びていく橋。 ずっと憧れていたこの景色。やっと辿り着いた・・・・。 折角なので島内をちょっとぐるっと回ったり、橋を二往復ぐらいして9:30頃離脱。 11:00頃、ヨメの人に強力に行くべきとプッシュされていた秋芳洞へ到着 いやまじデカイ。 穴もデカイし鍾乳石の規模もブツもでかい。 なるほどこれは一見の価値あり。 13:00頃 秋芳洞を離脱。秋吉台のカルストロードを抜け移動開始。 15:00頃 津和野駅到着。 SLまつりをやってるとのことで来てみたのだけれど・・・・・。 一番の目玉は汽笛を鳴らせるようにしたというD51。 子供連れの人達が乗り込んで汽笛を鳴らしていたりするのだけれど、同じイベント会場で子どもによるよさこいが始まるよーとのことであまり鳴らすこともできないような。 本当はこのイベント、C571も来て汽笛の共演があるはずだったらしいのだけれど、山口線がちょい前の豪雨で不通、SLやまぐち号も当分運休とのことでC571は来られず。 ほかに目玉もなく、イベントもなんだか閑散としていて見どころが無かった。 というわけで15分ほどで津和野を離脱。 前から西日本に来たら行きたいなと思っていた呉の大和ミュージアムへ向かうことにする。 しかし直前に調べたところによるとギャラリーは17:00までとか。間に合うのか? で結局到着したのは17時ちょい過ぎ。 こらだめかなーと思って入り口まで行ってみたらなんと、18日までは19時までの営業だと! なんという天の助け。 てなわけで大和ですよ大和。 1/10の大和でかいよ大和。 ちなみに艦これとかやってないのでその属性はないけど、元々戦艦とか好きだったので。 そういえばここ、零戦も展示されてるのね。六二型とはまた珍しい。 結局、閉館の19時までたっぷり堪能してしまいましたw さて晩飯食って東へ向かわなければ。 20時頃、呉にて給油、34,179.2mile 15.07L 広島県といえば、広島風お好み焼き、もみじまんじゅう、ぷよまん、尾道ラーメン? という浅い知識によると尾道ラーメンかなと思ったのだけれど、呉から尾道って遠すぎ。 結局尾道まで行くのは断念し、途中のSAの食堂で尾道ラーメンを食べた。 まあ美味かったけど。 これで思い残すこと無く東へ行ける。滋賀か愛知あたりまで行けるか? ・・・・・と思っていたのにアクシデントが発生。 疲れていると時々なることがあるのだけれど、ちょっとした空気の動きに目が異様にしみる。 ヘルメットの中の空気の流れもきつい。 PA/SAごとに止まっては目を休め涙を拭く。 これでは移動もままならないので、急遽岡山にて宿泊することに変更。 普通なら40分ぐらいで辿り着けそうな距離を一時間半ほどかけて到着。 オドメーターは34,285.8mile この日の走行距離は440mile(704km)。 そら疲れるわけだ・・・・

■もう九州でも四国でもない9日目(8/18) 6時起きで行動開始。 出発後すぐ給油、34,287.1mile 11.50L 時間帯が良かったのか、兵庫県も大阪府も大して渋滞には合わず。 草津SA辺りでちょっと渋滞あったぐらい。 来た時と同じで新名神を選択。 10:00頃、土山SAにて給油、34,455.1mile 17.94L 10:30頃?リニア・鉄道館到着。 この旅最後の寄り道。一番のお目当てはC6217。 SL人吉で会った鉄ちゃんが言ってたけど、在来線エリアの一番奥に並んでる車両たち。 いいラインナップなだけに手前からしか見られないのは惜しい・・・・! 10系寝台車とか、車内見させてほしいなぁ・・・・。 物販コーナーで手拭がかなり物欲を刺激されたのだけれど、値段をみて断念。 いや、いっちゃってもよかったんだけどね・・・。 お昼すぎにリニア・鉄道館を離脱。昼食はどうしようかなと思案。 静岡県内で一旦高速降りてさわやかのげんこつハンバーグも捨てがたいのだけれど、それだけのために高速降りるのもちょっとどうかと・・・・。 一瞬、袋井で降りてさわやか袋井本店+げんらくでも行ってこようかなと考えはしたのだけれど。 とかいう思案をツイートしておいたので誰かさわやかに付き合ってくれる人が釣れればとも考えたけど誰も釣れなさそうなので結局、浜名湖SAで餃子でした。 15:00頃 富士川SAにて給油、34,629.4mile 18.96L 順調に東へ進むも、御殿場を過ぎ神奈川県入りしたところで事故渋滞。 行きも帰りも、神奈川県内の高速は事故で渋滞という印象。 17:00頃、足立区に到着。 ギャラクシティにて家族らがイベント手伝いで活動しているとのことなので見に行ってやろうと思ってそこそこ頑張って帰ってきたのだけれど、結局間に合わずorz 神奈川県内の事故渋滞が無ければ間に合ったと思うんだけど。 仕方ないのでそのまま自宅戻ってこの旅は終了。 到着後荷物おろして、バイク洗車して、荷物片付けてるうちに家族が帰ってきてようやく合流。 オドメーターは34,738.6mile。 この日の走行距離452.8mile(724.5km)

9日間の総走行距離は2877.5mile(4,604km)プラス初日の給油までの約10kmでおよそ4,614km。 総括として、 ・午前中の計画はまあいいが午後は時間に追われて結局間に合わないこと多数 ・酷道は頑張って急いで走っても報われない ・地元の食い物にこだわっても食いそびれる といったところかなと。 ちなみに今回、わざわざ暑いとこ行くのに暑いVFRを選んだ理由は、高速道路での長距離移動がかなり多くなるだろうという予測のもと、最大排気量で選択しました。 実際のところ、九州・四国は100km単位の移動が一日数回とか当たり前だったのでVFRで正解。 向こうではそう渋滞することもないので、ちゃんと流れてさえいれば水温計もほとんど上がらないし。 それにしても巡航速度、あっちのひとおかしい。ぬうわkm/hぐらいで普通に流れてて、追い越しはそっからさらにふわkm/h上乗せとかどーなってんの! これまたVFRだったからどうにかなってたような。 あとやまなみハイウェイはオンロードバイクで走りたかったというのもありますな。 きっとそのほうがキモチ良いだろうと。 個人的今回のベストショット。やまなみハイウェイにて。 というわけでこれにて完結。 長々とお付き合いくださりましてありがとうございました!

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