M Schenkerさんのバイクいじり日記 「タイヤの迅速な皮むきの方法」

新品タイヤの皮むきという儀式:
タイヤに限らずゴムの成型品は金型から抜く際にスポンと抜けるように離型剤という油が塗られています。新品のタイヤはこの離型剤によりテカテカに光っています。メーカー出荷時に離型剤を剥がしてくればいいのにと思うのですがコストがかかるのか昔のままです。タイヤの皮むきって一般的には、じわじわと寝かしこみを深くしていくケースが多いと思うのです。基本その通りですが、それを一般道でするには時間がかかります。それを一発で終える方法です。
1) まず人気のいない広くてフラットな場所を見つけましょう。港湾のような広いエリアがあればベストですが、20m四方の駐車場でも十分です。
2) 2本のペットボトルを10m間隔で置きます。
3) 2本のペットボトルを中心に8の字で走行します。最初はスローで、タイヤが温まってきたら小旋回にして、いっきに寝かせます。速度は20km/h程度なので滑べることはありません。
4) 速度を上げてフルバンクしステップがガリガリと鳴りだしたら完成です。タイヤは隅っこまで皮がむけています。15分で完了です。
ここで気を付けていただきたいのが乗車姿勢です。リーンウイズ、出来ればリーンインが望ましい。リーンアウトでバイクだけ寝かせると荷重が抜けて簡単にこけてしまいます。

しかしMICHELINのロゴである雪だるま君が走行30kmで消えかかっているのは、もしかしてデイアブロより短いのでは?やっぱり店員さんお勧めのRoad 5にしとけば良かったのかな、と初日から悩んでしまいました。

せっかくのミシュランマンのロゴが消えていく・・・