残ってるもんだと思ってたら、販売終了してるね
これで500化の敷居は一気に上がってしまったわけです。
可能性として残るのは他車種流用。
ZZR500のピストンは57.5(58.0)mmで400と同サイズだが、コンロッドは600用を
使用するのでピストンピンも600用の16mm。
これに近いピストンを用意する。
FZR600 '95 - 3HE-11631-00-00 PISTON (STD)
BORE & STROKE 59.0 x 54.8 mm (2.32 x 2.16 in)
COMPRESSION RATIO 12.0 : 1
ピンはZZR600と同じ(Wisecoで確認済み)
YAMAHA純正で60.0mmまであるので、シリンダー強度を度外視するなら526.7664ccまで拡大できる。
問題となるのはピストントップ形状とピンハイト。
並べて比較。
左がFZR600、右がZZR400 O/S 0.50(*ZZR400と500の違いはピン径のみ)
単純な印象としては、ZZRの方がスカート部の祖度が高く低フリクション高燃費な感じ。
ピンハイトはほとんど同じ。トップ形状はFZRの方が広く浅い。
圧縮比は計算上問題ないように思うが、バルブリセスの掘りが違うので
バルブ角が違うようだ。
6Rワイセコを使ってZZR600をボアアップする場合トップ加工が必要なように、
結局アルゴン溶接&加工が必要っぽい。
↑ここで断念。方向性としては面白かったんだけどねえ…。
それからスネークする事数ヶ月。
販売店用のパーツリスト(標準部品価格表?)でZX500-D2のO/Sピストンを発見。
13029-1234 PISTON-ENGINE L,O/S 0.50 ZX500-D2
ちなみにSTDは13001-1427で、どちらも400と一番違い。
苦労して調べた割にはなんか拍子抜け。
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