ケイスケさんのバイクいじり日記 「転ばぬ先の杖　~その１~」

届いた商品を見てみると、取付けステーなどが微妙に形の違う左右非対象のエンジンガードです。特に長いボルトと短いボルト、長いカラーと短いカラー、それと両側にネジ溝が切ってある細長いシャフト棒はそれぞれどこに使うのでしょう?

商品に付属している説明書はスペイン語で書かれていますので、サッパリわかりませんが、パーツリストには英語の表記が補足されていますので、こちらでなんとか確認できました。
長いボルトと長いカラーは車体の右側、短い方は左側に使用するようです。
ちなみに、ラフな取付図が記載されていますが、こちらもラフすぎて見ても良くわかりません。
後は現車合わせと言う事で。

使用する工具は以下のとおりです。
・14mmレンチを2本(1つだけではダメです2つ必須です)
・17mmレンチを2本(1つだけではダメです2つ必須です)
・8mm六角レンチ
・プラスチックハンマー(必須です)

現車合わせをして見て細いシャフト棒の用途がわかりました。下から覗きこまないとわかりませんが、ちょうどブレーキペダルの上あたりにエンジンとフレームを貫通しているシャフトが通っています。このノーマルシャフトを付属の長いものと取り換えるようです

まずはこのシャフトの交換から。
ナットは14mmのレンチで外します。貫通シャフトなので、片方だけ回しても反対側が一緒に回ってしまいます。
私は片方にソケットレンチを当てて片手で押さえながら、片方をメガネレンチで緩めました。
後程、取付けで締める際も同様に片側を固定して締込みますが、取付けに使用するのは17mmレンチになります。
交換したシャフトに付属のカラーを通します。右側に長い方のカラー、左側に短い方のカラーです。
ここで、貫通シャフトにエンジンガードの後端のネジ穴を合わせて仮当てしてみると、なんという事でしょう!?
前側のエンジンハンガーと共締めするステーのネジ穴が5mmくらいズレています。5mmもズレれば当然ネジは入りません。
ここからは、このエンジンガードの前側ステーをプラスチックハンマーで前後左右に叩きながらネジ穴が合うよう微調整してゆきます。叩いては仮当てし叩いては仮当てしの正に職人仕事のような作業となります。
ネジ穴が合ったところで仮組みをします。この前側のステーはエンジンハンガーと共締めしますが、付属の長い方のボルトを使用し取付けます。

最後にエンジン横に通っている補強フレームに引っかけるクランプネジを締めて終わりなのですが、このクランプを取付けるための付属ネジの六角穴のサイズがどうにもわかりません?持っているヘキサゴンを全て試しましたが合わないのです。
もしかしてインチサイズ?
後々メンテでめんどくさいので、このネジは違うものに交換しました。
後は反対側を同様の手順で取付けます。