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TT-Rさん
2016/11/28 23:23
使用車両 ホンダ グロム改 143ccキット+燃調補正キット装着
それまで入っていたエンジンオイル バイク専用鉱物性オイル10W/30 SM規格
ホンダ純正のG1よりも少しだけ上等のエンジンオイルからの交換と言える。
テスト時の外気温 10度〜13度
テスト前日の夜、エンジンオイルを交換。グロムのエンジンオイル交換はやり方によって排出量がかなり変わるので、注意が必要だ。サイドスタンドを立てた状態では車体がかなり傾くが、ドレンボルトは左型〈傾いている方)ではなくクランク中央である。これでは全部抜けないだろうと、車体を左右に傾けると、結構な量が出てくる。これを数回時間をかけて続けると手間はかかるが、結構な量が抜けて、規定量を入れると下限ギリギリになってしまう。)
翌朝、インプレッションテストを開始した。始動すると外気温が低いせいかファーストアイドルが高い。少し暖機をした後、低い回転でスタートするとエンスト。これはグロムのインジェクションの特性でもあって、燃費を良くする為にアイドル付近の燃調が薄いせいでもある。エンジンオイルがそれまで入れていたものより堅いせいか、オイルの抵抗にパワーを食われている感じである。
5分ほどゆっくり走ってエンジンオイルを温めたあと、本格的に走り始める。アクセルレスポンスがよく分かるように、寒いけどウインターグローブではなく、薄手のレザーグローブで乗ってみる。オイルが温まると軽快に吹け上がり、オイルの堅さは感じない。
中速域からの吹け上がりが気持ちよく、グロムのエンジン特性をより活かせる感じだ。グロムのエンジンはトップギア60〜80km/hで燃調も濃いめになるのか、この回転域のトルク感が特徴だか、その特性をうまく生かす吹け上がりの気持ちの良さである。
また、ギヤの入りもすこぶる良い。グロムのチェンジペダルは直付けではなく、リンクを介しているが、このリンクはピロボールでも何でもなく、ぶ厚い金属板にL型に曲げた金属棒でつなぐというおよそ原始的なリンクである。しかも4速のワイドレシオなので、シフトが楽しいと言えるようなバイクではない。しかし、このエンジンオイルではシフトが楽しくなる。理由はシフトがスコスコ入るのとエンジンのピックアップが良くなった気がするので、積極的にスロットルを開けて、エンジン回転をドンピシャに合わせられるからだ。
気持ちがいいのはクリッピングポイントからの加速とジムカーナ―的な走りである。あまり楽しいので調子に乗ってクランク試走中に右ステップをゴリッとアスファルトに擦ってしまったほどだ。
停止中のニュートラルの出も良い。ローからでもセコからでもスッとニュートラルに入って、ストレスがない。
ただし、これは外気温の低い冬場のことなので、真夏の高温時、エンジンオイルも高温になっている時は、どうなるか分からない。経験上、エンジンオイルが熱くない時はシフトの入りがいいが、真夏の連続走行時には悪化するという経験はよくあるからだ。
今回は鉱物系のエンジンオイルからの交換だったので、化学合成オイルの良さが特に出たように思う。鉱物系レギュラーオイルから比較すると値段は倍以上なので、コストは高い。しかし、チューンしたバイクや、走りにこだわる人には一度試して欲しいエンジンオイルである。
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