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オーリンズ 倒立型フロントフォーク

バイクパーツオーリンズ倒立型フロントフォーク



対象車種:BIMOTA YB8 furano
投稿者:スナフキンさん / 掲載日時:2007-01-12
評価:★★★★☆
13年程前まだ一般的には売られていなかった頃、一部のドカティやビモータにのみ装着されていたインナー42mm・フォークボトムが現在の物より長いレース用の倒立フォークを使用していたのですが、メーカー指定の標準位置での動きの渋さに面食らったのを記憶しています。どんなサスでも新品の頃はそう感じる物だと思うのですがこのオーリンズは特にその傾向が強く、結局1000km程走行するまで圧側のストローク量は実測40mm程度で、その時点では初期作動性の改善に満足していたことをを考慮した上で「メーカー指定値は反社会的な走行を想定している」と結論付けました。最終的には全ての調整をソフト方向にし油面もやや下げて70?80mm程圧側をストロークさせる設定に落ち着いたのですが、この状態での作動性は素晴らしくコストの制約を受けた大量生産品では決して真似できない味わいがあります。「低反発スポンジの様な」とでもいえば解かり易いでしょうか?私の印象では、圧側から伸び側へストローク方向が変わる際、通常のサスでは頂点で一度停止して再び動き出すようなどこかスイッチライクなところがあるように感じるのですが、オーリンズではエンジンピストンの上下運動のように、頂点へ近ずくにしたがって作動スピードが減速して行きそのまま絶え間なく下降していく様な「引っかかり感の無さ」こそが、最大の魅力だと思っています。私の使用していたタイプはフリクションロスを減らす為ゆるゆるのオイルシールが使われていた為3度オイル漏れを起こしましたが、通常使用しているだけでも油面低下が早い為オイル交換は自分でする必要があるかもしれません。一度しかラボ・カロッツェリアでのオーバーホールをしていませんが、定期的なオイル交換をしてやればオーバーホールのサイクルを延ばしても問題ないと思います。最後に交換したオイルシールは対応品らしくそれ以降オイル漏れは無くなったのですが、引き換えにフリクションロス増大による体感できてしまう初期作動性の悪化があったことも付け加えておきます。 余談ですが、現在BMWのテレレバーに乗っている私にとって倒立だろうと正立だろうと、テレスコの抱える問題点を考えた時、それを放置しているバイクメーカーに対して「疑念」を抱かざるを得ません。「減速=ノーズダイブ」を「姿勢変化に伴う特性の違いを利用して操る醍醐味」と称するメーカー技術陣の説明を目にした時、「問題の解決法は解かっているにも関わらず、実用化に取り組まない自分達に対する言い訳」としか受け取れないユーザーは多いと思います。テレスコにはテレスコの楽しさがある事は誰しもが認めるところですが、ラインナップの全てがそうである必然性が何処にあるのか全く理解できません。最近の国産車に熱くなれないベテランライダーの一人として、メイド イン ジャパンの心意気に期待します。
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スナフキンさん

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誕生日:9月4日
血液型:A型
活動エリア:関東甲信越