バイクパーツオーリンズリアサスペンション
投稿者:
スナフキンさん / 掲載日時:2007-01-12
評価:

私が乗っていたfuranoにはオーリンズが標準装備されていたのですが、実際に使用して最も感じたことといえば、高性能なことは当然として、「その恩恵に与る為には出来るだけ完璧な知識が必要」だということに尽きます。バネレートとプリロードの違い・各減衰調整の意味・セッティングによる車体姿勢への影響etc。少なくともこれらを理論的に理解し、要求→調整→理論上の結果を頭の中で組み立てられなければ宝の持ち腐れであり、単なるドレスアップパーツでしかなくなってしまいます。サスペンションについての教科書的な書籍を熟読するぐらいの意気込みは、最低限必要だと思います。私の場合はサスペンションの硬さそのものについては適切だと感じていた為バネレートの変更は行わず、プリロードについてはバンク中の車高設定としての使い方がメインでした。各減衰はスプリングのストロークスピードの制御用として考え、不意のスライドに対するリカバリーを考えた上で伸び側を意図的に弱くしていました。減衰に関しては一度に5クリック程回さないと違いが体感できなかった為、良い感触を得たところで「もう少しこうしたいから○クリック回そう」といった具合で調整しました。車高調整機構を使い伸び側ストローク量を犠牲にしないままややリア上がりにした結果、スタンダード状態ではリアタイアの従輪としての頑固さが気になったフロントタイアに、進入時の車体の方向決めをさせることができるようになったと自負しています。ホッピングの予防のためのリアブレーキ先掛けの際も、初期作動のスムーズさがそれを効果的にしてくれることも美点であり、バイクを操作することそのものをより楽しませてくれるといった面も持っていると思います。ラボ・カロッツェリアによると一年又は10000kmでのオーバーホールが必要とのことですが、実際にオイルの劣化による性能低下は体感できる程で、その度に脱着+費用がかかることは覚悟しなければなりません。純正にしろオーリンズにしろオイル交換は必要なことを考えると、モノショックにもドレンボルトやフィラーキャップを付けて欲しいと思うのは私だけでしょうか?ガス注入式だと技術的に難しいとしても不可能では無いと思えるのですが・・・個人的には高速側・低速側減衰調整なんかよりも、セルフメンテができることによる性能維持とコストダウンの方がよっぽどありがたいのですが・・・そういったユーザーへの心配りの差で他メーカーとの違いを出すことの方が、正常進化と呼ぶに相応しいと私は考えます。